【バイリンガル】スペイン語脳になった段階から、英語を再習得する

【バイリンガル】スペイン語脳になった段階から、英語を再習得する

小中高大院と、10年以上英語を学んできた。
海外旅行やインドネシアなどでの調査で合計数ヶ月滞在することもあったが、英語だけで済ませてきた。

しかし、コロンビアでの2年間で、その英語はスペイン語で上書きされた。
もののみごとに。

スペイン語脳になった段階から、英語を再習得する

英語を深く習得したあとにスペイン語を勉強する(英語⇒スペイン語)となんとも思わないかもしれないが、
スペイン語⇒英語と勉強しようとすると、スペイン語と英語が非常によく似ていることに気づく。

そして、そのふたつの間で混乱する。
英語を聞き取ったので英語で返そうとすると、スペイン語が口から出る。
英語の単語だと思って言ったら、スペイン語の単語だったりする。


そのくらいスペイン語を深く習得しているということでもある。
けれど、自分事として英語を再取得する必要があるので、「スペイン語が話せる」ということでいつまでも満足などしていられないのだ。


幸いなことに、もうスペイン語を日常生活で使わなくなって2年弱経つので、読み・聴きの英語に支障はない。
書かれていることは英語で発音できて、普通に読めるし、
映画や歌を聴いて理解することもできる。

日向坂46のことを「クアレンタイーセイス」と思うことはなく、「フォーティーシックス」とはっきり認識している。

時間が経てば、スペイン語を忘れずに、スペイン語脳から脱することはできる。

英語を話そうとして、スペイン語がファーストチョイスになる現象

スペイン語は動詞を活用すれば、主語を省略できるので、名詞の数が少なくて済む。
だから、わりとテキトーに話しても通じる。

その特徴から考えると、英語は主語を省略できないので、覚えなくてはいけない単語が多い。それにおしゃれな言い回しが多い!
そして、無理矢理頭のなかから引っ張り出そうとすると、スペイン語の単語が釣れる。


だから、スペイン語を習得した後に、英語を習得しようとする場合、
スペイン語ー英語の対訳をつけていかないといけない。

英語は新しく学ぶ言語ではなく、小学生の頃からなじみのある言語なので、文法を学ぶ必要はなく、語彙力を鍛えれば済む。

新しい言語をゼロから学ぶには、語順をきにしなければならなかった

英語はみんなできるから、聞かれるのがなんか恥ずかしいだけ

みんな英語を聞き取ることはできる。
だから、自分が話した英語がうまくなければ恥ずかしくなってしまう。
これが一番の壁だ。ぼくもそうだ。

一方でスペイン語の発音は楽だし、日本で聞き耳を立てられていても大概の人は理解できない。
だから、電車のなかや歩きながらスペイン語で会話していても、気にならない。恥ずかしくない。

けれど、英語は違う。
英語はだいたいのひとが理解できる。
それに、流暢に話すことはできなくても、流暢な英語を聞き取ることはできるひとが多い。



ここから一歩ステップを上りたい。
幸いにも外国のともだちはいるから、英語でアウトプットする練習ができている。
今年中に英語を習得していきたい。

言語は一度習得すると、終わる

スペイン語を習得して理解したことは、
言語学習には必ず終わりがあるということだ。

たとえば、ぼくはスペイン語を深く習得できたので、スペイン語を忘れることはたぶんない。
何も考えずにもスペイン語を未だに話すことができるから、(単語に関する記憶は更新しなくてはいけないけど、)言語学習はしなくて済む。

このように、言語は一度習得し終えると、終わる。
もちろん、さまざまなレベルがあるから、上を目指そうとすればいくらだって勉強を続けることができる。
これは日本語でも同じだ。
きれいな日本語を話すことができないひとはいるが、そのひとたちはきれいな日本語を学びたいとも思っていないだろう。

だから、英語も集中して勉強し直して、ある程度の水準まで持ってくることができればそれで十分だ。




勉強法は、ただ英語で映画を観て、友だちと英語でチャットしながら英語脳を増やしていくこと。
英語とスペイン語のバイリンガルになれれば、国連で働くことができるし、英語は何かと便利だ。

第2言語をよく習得できていると、第3言語の習得は容易化する

自分ヒストリーとしては、英語が第2言語なのだが、
熟練度で言えば、現状において第2言語はスペイン語。

英語をよく習得している人は、スペイン語をよりスムーズに習得できるようだ。
それは、
・言語学習をどう行えばよいか、
・外国語はどのような文法(言語ルール)で構成されているか、
を1度自身の経験から理解経験しているからだ。


これは、スペイン語→英語でも同じだし、英語→フランス語でも同じことだ。
ぼくもコロンビアで、(スペイン語、)英語、日本語、韓国語を習得している大学生と話したことがある。
その子は、「文法が似ている言語同士は互換性があるから、習得しやすい」と言っていた。

だから、日本語以外の言語をしっかり習得して、そこをステップにして次の言語を勉強すると、文法をよく理解できるようになる。
ぼくも、英語を学びなおしていてよくそうに思う。


ぼくの思考回路は、現在、スペイン語を英語に翻訳する経路で英語を話そうとしている。
スペイン語のほうが圧倒的に英語に文法が近いからだ。

日本語→英語と考えるよりも、スペイン語→英語と考えた方が楽。
スペイン語の単語を英語に変換できれば、それで英語が話せるようになるだろう。

それに、たぶん、スペイン語の音域は英語の音域よりも広い。だから、スペイン語の発音に慣れていると、英語の発音が結構クリアに聞こえる。

たとえば、スペイン語のLとRの問題のようなものだ。自分が発音できる音は、徐々に聞き取ることができるようになってくる。


ただ問題は、英語の単語をなかなか思い出すことができないと言うことだ。

言語はツールだから、完成してから試すのではなくて、試しながら向上させたい!


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Chaito

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