農機具ハンマーナイフモアがほしくてたまらない
ぼくはちょっとしか農業をできていない。
「農業」と呼ぶのは恥ずかしいくらいのもので、月に1回畑に行って、そこで粗放的に管理をしてる程度だ。「農」をしていると言った方が正しいかもしれない。
でも、近い将来に1haくらいで半農半Xを始めたい。
これからの農業が目指すべき方向性として、現実的にいくつかのビジョンを持っているので、それを実現できるような既存の農機具を探している。
特に、ぼくは雑草が好きなので、雑草管理の機械について調べている。
雑草管理には4つ機械を揃えたい
ぼくはトラクターを必要としないサイズから始めたいので、狙っている機械もシンプルだ。
①背負い式刈り払い機
②スパイダーモア
③クローラー式ハンマーナイフモア
④乗用草刈り機
このなかで一番情報を集めているのは、③クローラー式ハンマーナイフモア。
特に、ステップが付いているハンマーナイフモアにしたいから、80cm幅のモアになるかな。
これ、カタログ価格が60万円くらいする。
http://www.yamabiko-corp.co.jp/kioritz/products/category/detail/id=9552
いろいろ探しても、最安値で45万円くらいだ。
中古でも出回っていないくらい、今の時代で需要の多い機械になっているみたいだ。
ぼくは基本的に中古品で集めたいと思っているんだけど、
いかんせん、機械の構造をよく理解していないから、ジャンク品を買ってしまうとどうしようもない。
その辺がかなり心配でして、もう新品を買おうかなと思ってる。
自分が長く大切に使えば、ずっと使えるものだしね。
買いたいと思っても、使う場所がない 笑
妄想しているときが一番楽しいけど、
このハンマーナイフモアを買ったところで使える場所が今はない。笑
狙っている農地があるのだが、そこに正式にアプローチするまでにはいくつものステップがある。
来年くらいには借りることができたらいいなぁ。。
だから、情報を集めることしかできないのだ。笑
そして、大体こういうことは前に進みながらあーだこーだ考えルことができる楽しさがあるわけだけど、
前に進まないから、ずっと同じ情報ばかりを調べている。
農業機械の型番を調べて、国内外の動画をYouTubeで探して、使い方と効率、工夫を知識にする。
そして、またいろいろなアイディアを調べて、自分がイイネした動画を見ている。
いろいろ行動に移したいけど、なかなか進めないもどかしさがある。
家の近くに畑があれば、やることがあって楽しいんだけどね~
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コメント失礼します。
“これからの農業が目指すべき方向性として、現実的にいくつかのビジョンを持っているので”
具体的にはどのようなビジョンでしょうか?
差し支えなければ今後ブログに書いていただきたいです。
CtoCやECサイト、CSAが注目されるようになった昨今ですが、農業、ひいては農作物の売り方を歴史的に見てみると”品目を絞った大量生産・大量流通”に帰着すると思われます。
個人対個人といった売り方は一部のコアな層にだけ響くようで、メインストリームにはならないかと思います。
当方、農業を営んでおりますが、
営農方法は千差万別でそこが農業の懐の広さを表していると感じております。
1haでトラクターなし、1haで半農半X…。
農業を営んでいる身としては甚だ机上の空論のように思います。実際に畑を耕作し始めたら1haを管理するのがどれだけ大変か、1haでどれだけの収益が得られるのか痛感すると思います。
農業は他産業に比べてトライ&エラーのスパンが非常に長いです。
“いつかやれたらいい”、”なんとかやっていけるだろう”、”本業の片手間で”といった考えで農業の世界へ足を踏み入れるのは非常に危ういと思います。
なによりもそんな考えで農業の世界へ足を踏み入れようとしていることに少し嫌悪感を抱きました。
農業は親の跡を継ぐ人の他にも、
本気で農業をやりたい人、農業以外に生きていく手段が見出せない人がいるように思います。
“やれたらいいな”といった心持ちで農業を志すとしたら、率直に言ってなんだかちょっと迷惑です。
これからの道を否定しているわけでないことご理解ください。
それでも農業の世界へ踏み出すとなればぜひ頑張ってください‼︎
雄大さん
率直なご意見とアドバイスありがとうございます。
今はまだ、その内容に関してはいくつかの方面への配慮のもと、お示しすることができず、申し訳ありません。
私が関心のある部分は「栽培技術」の部分です。
農にはさまざまな幅と奥深さがあることはご指摘いただいたとおりで、そのなかでも数年前から国連をはじめ、世界的には農地を耕さない管理方法へと急速に展開しています。それは、そもそも土壌を失い、土壌の健全性を損ない、数十年後には既存農地の30%?以上は作物生産が不可能な土地に劣化することが明らかになっているからです。
また、従来の農業がいくつもの環境問題の原因となっているのも自明のことで、数年前から2030年くらいまでの間には従来の栽培技術をより持続的なもの(もう「持続的」では不十分ですが)に変えていかなければ、地球環境そのものの終焉が見えてしまう。そのような帰路に私たちは現在立っています。また、私はあと50年間ほど(国内外の)農業に関わり続けますので、その農業生産方法の基盤を好転させる役割の一部を担うことができれば非常に光栄だと考え、それが私の言う「これからの農業が進むべきビジョン」にあたる部分です。現在、欧米、南米、オーストラリア、中国、アフリカ大陸でも急進的に普及が図られている不耕起栽培+有機物マルチ+輪作の体系(conservation agriculture と呼ばれてます)よりも、さらに一歩二歩進んだ栽培体系の実現を、自分で実証しながら示すことが私の生涯の目標です。
*農業という言い方をせずに、栽培体系とか農地管理と言った方が誤解を生まず、適切だったと思います。すみません。
ここまで述べてきたことは栽培技術です。
ですから、商いである農業との連結は出来ておらず、雄大さんがおっしゃる通り、机上の空論で間違いありません。農業の分野において販売方法や付加価値化が重要で、社会構造として小品目大量生産で大量消費にたどり着きやすいことは承知しています。
近年は、消費者の意識も一部では変わりはじめ、オーダーメイドとは言えずとも、こだわりを持つ人たちは増えてきました。農や農業の生産者についても同様の多様性が生まれつつあります。
そういった際、失敗と成功の例は無数にあると考えることができます。
不幸な失敗者、つまり、中途半端な意志や生半可な気持ちで参入して失敗例だけを増やしていくような人には、私自身なりたくありません。「なりたくない」というだけではなってしまう可能性もありますので、もっと営農ビジネス的視点から経営が可能かどうかを落としていかなくてはいけませんね。
今回記事にしたとおり、私はまだ農を楽しんでいるだけで、農業を営むことはできていません。これではまったくもって机上の空論で、以前から農業分野に身を置いているものの、個別の栽培技術(例えば、完熟堆肥づくり)を習得しているだけで実際に体1つで動き出すことができていないことを恥じています。
ですが、自分で農業を営みたいと欲すると同時に、別のかたちで農業の底上げに貢献できる仕事に従事していることを誇りに思っています(個人的なライフプランの話です)。
今回率直に農業の難しさについてご意見くださったこと、感謝いたします。
また、今回ご指摘いただいた内容は営農を経験したことのない私にとって、まさに「痛い所」であり、説得力のないことで気にしてきた部分でもあります。ですので、なおのこと心に響きました。
トライアンドエラーの1サイクルが長いこの分野では、やはりより早くに実践に身を置き、農業にもまれたいなと強く思いました。
長くなりましたが、コメントありがとうございます。
長梅雨のあと、暑さも続いておりますので、お身体ご自愛くださいませ。