帰国後の日本世界 | みみずの国際協力 en コロンビア&持続的な農業

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匿名なネット社会と人の威厳:不特定多数の無関係者を気にしなくてはいけないか
人間関係には、赤の他人が存在する。赤の他人とは無関係な人という意味だが、最近は「赤の他人だから気にするな」とは言いづらい環境になってきた。 ネット社会:不特定多数の世界 インターネットが当たり前になり、ソーシャルネットワークシステムが一般普及したことにより、人間のコミュニティは圧倒的に広がった。良いことである。 たとえ...
高校で初めて講演しました【働く大人の仕事】
先日、縁のあった高校からお話をいただき、在学生のために「働く大人の授業」で講演をしてきた。そのような機会をいただけたことに、感謝である。喜んで参加させていただいた。 研究や仕事で、客観的なことをプレゼンする機会は多数あるけれど、自分の人生や自分目線での「仕事」についてなど、自分の事を人前でプレゼンすることは人生で初めて...
ネットの世界が、今の自分のすべてになりつつあるのが嫌だ!
1日が始まったときに、ワクワクすることが少なくなった。朝起きたとき、なぜか心が閉塞感を抱えた状態で1日が始まる。 「また、いつもと変わらない日常か」 日常が楽しいときもあれば、楽しくないときもある。今回は、そんな話をしたい ネット情報の波に乗るのが半端ではなく疲れる コロナ禍である(言い慣れない)。ウェビナーを含め、ネ...
在宅自粛でデジタル画面に飽きたので、本を読む:社会の閉塞感を自分に取り込まないで
たいていほとんどすべての時間において家にいる。 ここ数日の天気が雨なのか晴れなのかを知るために、かろうじて数日に1度天気予報をYahoo!ニュースで調べる。外に出るためではなく、洗濯をいつ行うかを計画するためだ。 テレビをつけてニュースを見る。「今日も多くのひとたちが在宅ワークに移行して働いています。そのおかげで駅の利...
影響が見えるまで待っていたとしたら、それを止めるには遅すぎる【コロナウイルスと環境問題】
社会や地球規模のことに取り組むのは、非常にむずかしい。1つのことを全体として決めるには、多くのプロセスを経なければいけないし、大多数のひとの賛同を得る必要も出てくる。 そして、ほとんどすべての場合において、大多数のひとの賛同を得るためには、「その影響」の結果が目に見えるまで待たなくてはならない。けれど、それでは遅すぎる...
他律的な自粛は今後にどう影響するか?「2:6:2の法則」
コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発令されてから、2,3週間がたった。最近は、自粛者と自粛していない者の対立構造が目立ち始めている。 それに、コロナウイルス陽性者に対する攻撃例も増えている。とても哀しいことだ。 自律的な自粛をしないひとはいるもの 自粛は、強制ではない。自粛とは、「自分自ら進んで、行動や態...
愚痴を言う前に考え、実行しよう:コロナウイルスの非常事態宣言
「理容室に行こうとしていたけど、緊急事態宣言が出て休業要請対象になったら、どこに髪の毛を切りに行ったら行けばいいのでしょうか」 こういうユーモアを真顔で言える、白髪の70代になりたいね!! 「行く必要あるんか、それ!!」とツッコミ、5分くらい声に出して笑ってしまった。 有識者をより長く映し、有識者により長く話してほしい...
コロナウイルスが途上国で広まるとしたら①:トイレの使用済みペーパー
「日本には規律があり、清潔な国だ」ひったくりや道ばたのゴミの量は圧倒的に少ない 。 国外からこのように評価されることは非常に多い。私たちのように日本で生活を営む人たちにとっては”当たり前”のことであっても、別の世界から訪れ、Japanを知ったひとにとっては異なるように見えたりする。 今回は、そのような別視点から「異文化...
コロナウイルスについて知る際に役立つ3つのサイト
目に見えずに広がり、「自分の身近なところにも潜伏しているかもしれない」という不安は日常のものになりつつある。 コロナウイルスが南米にも上陸したことを、Facebookなどに溢れたコロンビアの友人たちの投稿で知る。 コロンビアのドゥケ大統領が、コロンビア国外からのすべての入国者を14日間強制隔離することを宣言した。それに...
ウェスタンユニオンを利用した海外送金:コロンビア災害被害に12万円
ぼくは2年間、青年海外協力隊の隊員として、コロンビアの7農村の農家さんたちに向けて活動していた。その地で大規模な地滑りが起き、ぼくが活動していた町とその農村では被害が起きた。幸いにも私の知り合いに死傷者はいなかった。 しかし、家が潰れたり、道がふさがったり、水が入手できず、山奥から引いていた採水ホースが壊れたりと、生活...
ユニオンバンクの口座が凍結してしまったら【解約した】
ユニオンバンクは1年間お金の動きがないと、口座が凍結されてしまう。何の気なしに放っておいたら、凍結されてしまっていた。700ドルほどお金が入っていたので、救助のために解約手続きを行った。 ユニオンバンクの口座が凍結したら 口座が凍結すると焦る。「お金を引き出さなくても、そのまま貯金しておけばいいや」と思っていると、危な...
何もかも政治のせいにするのは簡単【個人でできることとできないこと】
この数週間、数ヶ月間はコロナウイルスで持ちきりだ。 僕自身、きらいなマスクをする機会が増えた。ウイルスは目に見えないものだから、常に不安感はある。だって、今回が初めてのことだから。 なにもかも政治のせいにするのは簡単 自分ができること と できないこと。家族でできること と できないこと。地域でできること と できない...
コロンビアで勤務していたNGOに数十万円寄付【災害被害】
ぼくが2年間生活していたコロンビアの勤務先で、大規模な土砂災害が起きた。それにともない、数十万円を寄付することにした。 僕の場合、被害地に友人がいるし、彼らの農村の情報が届いてくる。だから、2年間働いていた現地のNGOに寄付する。 途上国のNGOに寄付すること 金銭的な援助という、支援はむずかしい。お金だけではものごと...
【バイリンガル】スペイン語脳になった段階から、英語を再習得する
小中高大院と、10年以上英語を学んできた。海外旅行やインドネシアなどでの調査で合計数ヶ月滞在することもあったが、英語だけで済ませてきた。 しかし、コロンビアでの2年間で、その英語はスペイン語で上書きされた。もののみごとに。 スペイン語脳になった段階から、英語を再習得する 英語を深く習得したあとにスペイン語を勉強する(英...
【冷静に考える】なぜ、2年間過ごしたコロンビアが今でも好きなのか?
青年海外協力隊として、南米のコロンビアに2年間いた。そのとき、ぼくは穏やかにコロンビアで生活を送っていた。 コロンビアから日本に帰国してから、1年半強が過ぎようとしている。それでもなお、コロンビアに遊びに、友人家族に会いにいきたいと思っている。(次の仕事との兼ね合いで、また見送りになりそうだけどね、、) ここまでコロン...
ぼくの幸せを構成する3つの要素:「どういうときに幸せを感じるのか」を分析することは大切
幸せとはなにか。 これは人類への命題だ。そして、当然長く議論されてきたテーマである。そのため、その類の本を読めば、たしかにそれらしいことは書いてある。 しかしながら、ぼくにとって幸せとはなにか。「個人にとっての幸せとはなにか」という問いへの答えは、個人個人に委ねられる。 ぼくにとっての幸せとはなにかを考える機会があった...
日本に完全に再順応した証:満員電車でお尻ポケットの財布にまったく注意を払わなくなった
よく新幹線や電車を利用する。遠出をすることもあるし、出勤のときも電車を利用する。 そういうとき、人ごみに紛れても、自分がスリの被害者になることはまったく脳裏をよぎらない。 ああ、日本に再順応したなぁ お尻ポケットに財布やスマホを入れる行為 財布やスマホを、ズボンの前のポケットに入れているひとは少ない。女性は手提げバッグ...
大人になったからこそ面白く学べる、趣味としての日本史【3つの勉強ツールを活かす:ぼく初級者】
この1週間くらいで、急激に日本史の勉強を始めた。ジムに行きたい気持ちよりも、日本史を勉強したい気持ちが勝る日々だ。疲れてるから早く寝ちゃうけど、寝落ちる直前まで日本史の本を読んでいるくらい、最近は日本史を知りたい気持ちがある。 日本史について語れることはまだないので、その勉強方法を話そう。 「歴史を学びたい」とは常々思...
あなたの周りの5人の平均があなた:周りのひとはどんなひと?【読書の重要性】
賢いひとや成功者は多くの本を読む。本棚に入りきらないほど、本が溢れている。 本を身近に置き、その本(著者)から学ぶことで自分にその人の考え方や知識を置くことができる。そうすると、場所や環境を問わずに、読書を介して「優秀な者・成功者」から学びを得ることができる。 人間を含む動物は、周囲の環境に合わせる。そのため、自分がな...