【語源的な意味を考える】車で後ろから追突されたエピソードで「おかまをほる」を使うのはやめたほうがいい

【語源的な意味を考える】車で後ろから追突されたエピソードで「おかまをほる」を使うのはやめたほうがいい

ときどき、「おかまを掘られた」という表現を耳にすることがある。

車同士の玉突き事故であったり、後続車にコツンとぶつけられたりしたときに使う表現のようだ。
意外と市民権を獲得している表現のようなのだが、ぼくはどうして「お釜を掘る」という表現を使うのかわからなかった。

だって、お釜を掘るだよ?


その表現がどうして、後ろから車に追突されることを意味するに至るのだろう?
疑問だったので調べてみたら、下品な表現だった!!

この記事では、簡潔に終わらせるために、簡潔な表現をします。性的にデリケートな話題に触れますが、社会一般で利用されている言葉の語源を知ることは大切なことです。また、ぼくは性差別を行う意図を一切持っていないことは、理解お願いします。

オカマ は、男性のおしり

「おかまをほる」の意味を知るためには、
オネエやゲイを意味する単語として【オカマ】が使われていた語源的な背景を知る必要があります。

オカマは、おすぎとピーコが日の目を浴びて、社会的な地位を築いた気がします。
差別的な意味で使われてはいなかった気がします。
当時小さかったぼくも、「オカマ」という単語が強い差別的な表現ではないことは感じていました。
だって、テレビでもよく使われてましたから。


語源というのは諸説ありますが、このオカマという単語はお釜を指し、男性のおしりを比喩していたそうです。
おしりはお釜のような形状をしているということだったのでしょう。

男のおしりに興味があるひとは多くはないようですが、男のおしりに興味がある人もいます。
筋トレをやってる人もそうかもしれませんね。

男性に性的な興味がある男性もいます。
いわゆる、男性同性愛者です。

そういう人は「お釜=男性のおしり」に興味があるそうなので、現在で言うところのオネエにあたる単語として、オカマが生まれたそうです。
調べてみると、江戸時代くらいからそういう風に「オカマ」という表現を使っていたそうですが、俗語的に使われていただけで、いまのオネエやオカマほどの市民権は得ていなかったようです。

オカマをほる は、完全な俗語的表現

オカマ=男性のおしり という語源でした。

では、オカマを掘るというのはどういう意味なのでしょうか?

車に後ろから追突される。
玉突き事故で、オカマを掘られる。


この「オカマを掘る」という表現は、男性同士の性行為の比喩的な表現だそうです。

つまり、「オカマを掘られる」→「おしりを掘られる」→「後ろからぶつけられる」という成り立ちのようです。
だから、器としてのお釜ではないわけです。

そのほかにも、
「玉突き事故」→「玉付き事故」→「玉が付いているのに、後ろから追突される」→「(玉が付いている=)男性なのに、後ろから追突される」→「男性同士の性行為を連想」→「オカマを掘る」となったようです。

というわけで、「オカマを掘る」、「オカマを掘られる」という表現を耳にすることがありますが、意外にも性的なイメージを比喩的に表現しているようです。

改めてよく考えてみると、不思議な語源は身近にたくさんある

以前、【黄色い声援】や【赤の他人】について、自分の素朴な疑問を解くために調べたことがありました。

今回の【オカマを掘る】も、よくよく考えてみるとどうしてそういう表現をするのかわかりませんでした。

でも、オカマを掘るという表現は、意外にも性的な表現を含んでいることがわかりました。



語源的な意味合いを理解してから、その言葉を使うかどうかを判断することは大切なことだと思います。

ぼくは日本語が変で、「変な表現をするね」とよく言われます。
言葉のチョイスが「変」みたいです。
自分では頑張って、「丁寧に」話しているつもりなんですけどね!


何事も、「話しているつもり」、「やってるつもり」、「わかってるつもり」、『つもりつもりつもり』は積もり積もって危ないものです。

少しでも綺麗な日本語が口に馴染むように、疑問に思ったことは調べてみようと思います!


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Chaito

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