コロンビアに来たら、大きなアボカドを味わってほしい!! コロンビア流アボカドの食べ方

コロンビアに来たら、大きなアボカドを味わってほしい!! コロンビア流アボカドの食べ方

 

コロンビアを去る直前に食べたくなるもの。

僕の場合、アボカドとエンパナーダだ。

 

エンパナーダというのはこういうもの。

餃子をスペイン語へ訳そうとすると、「中国のエンパナーダ」となる。まさに、そのようなイメージだ。

小麦生地のなかに、鶏肉やひき肉を詰める食べ物。ぼくは大好き。

エンパナーダ特集は、大量にある写真とともにあとで書く。日本で事業起こすなら、こういう出店やりたいと思って、作り方教わってる。

 

アボカドは、ハス と クリオージョ がある。

 

コロンビアでよく食べられているアボカドは、アボカド クリオージョだ。

クリオージョ criollo は、地元の、自国のという意味。

日本の「アボカド」が指すアボカド ハス種と区別するためにクリオージョ、クリオーリョと呼ばれるだけで、基本的にコロンビアで「アボカド」と言えば、このクリオージョを指す。

収穫まではあと1週間くらい

日本でなじみのあるメキシコ産のハスに比べて、めちゃくちゃ大きい。

この写真のアボカドは、クリオージョのなかでも最も大きいサイズ。

 

 

奥の黒い小さい丸っこいのが、ハス。手前の細長いのが、基本サイズのクリオージョ。 厳密に言えば、このクリオージョと子どもの顔くらいあるでっかいアボカドは品種が違う。でも、コロンビアで大別すると、ハス か クリオージョになる。

ちなみに、上の写真のように、日本人に馴染みがあるハス種もある。

 

でも、クリオージョに比べて、全然美味しくない!!!!!

 

これは声を大にして言いたい。

 

ハス種よりも、クリオージョのほうがめちゃくちゃ美味しい!!!!

 

 

だからコロンビアに来たら、アボカドを食べることを強くオススメする。

 

もちろん、コロンビア料理はおいしいものがある。特に料理に付いてくるスープははずれがない。

アヒアコも美味しいし、 コロンビアのガイド本にはバンデハパイサなどのプレート物が紹介されているだろう。

 

 

でも、アボカドも食べるべきだ。

必ず。

何かしらのワンプレート料理を頼めば、アボカドが付いてくる可能性は高いけどね、写真みたいに

 

 

農家さんちのご飯でもこんな感じでアボカド出てくる。

 

 

街中を歩いていれば、足車でアボカドを売ってる人がいるから、そこで1つ100円3000ペソくらいで買える。

路上で新鮮なアボカドを買うと、「今日のお昼用に」とお願いすると、熟れ具合を確認してくれる。

写真のように三角に包丁を入れ、中身を見せて、試食させてくれる。ときどき、中身が黒変しているものもあるので、確認は必要だ。

「鮮度が落ちるんじゃ?」と僕も思っていたが、アボカドのおいしさは変わらないから心配いらない。

 

コロンビア人はアボカドにうるさいので、「お昼に食べる用のアボカドをちょうだい」、「明日の朝食べるように2つ」と具体的に食べるタイミングをリクエストしよう。

アボカドにも熟れた食べ頃の時期があって、熟れるより1日でも早く食べてしまうと、(最高には)美味しくない。

 

どんなにアボカドが食べたくて食べたくて仕方なくても、一度に1つしか食べれない。

2つ食べるつもりで買っても、クリオージョの場合は濃厚なので、すぐに満腹感をえる。

 

 

 

 

 

 

 

スペイン語の話になるが、

アボカドは「アグアカテ aguacate 」と言う。アグアagua(水)という語源が含まれているだけあって、みずみずしい。

それでいながら日本で言うように、「森のバター」という名に恥じない濃厚さがある。

*「畑のミルク」だと思っていたら、畑のミルクはブドウだった。

 

ちなみに、スペイン語で「アボカド」と言うと、それは”弁護士”を意味してしまうので注意が必要だ。覚えるのは簡単だけどね!!

 

コロンビア流は、塩を振るだけ!!

コロンビア人の食べ方は、塩を振ってスプーンですくって食べるだけだ。

 

アボカドを振ると、種と果肉の間にちょっとした隙間ができているので、種の動きを感じることができる。

これが、食べ頃の証だ。

 

縦長になるように、包丁で切り、種を取る。

 

普通の食塩を振りかけ、食べる。

アボカドはみずみずしいので、塩をかけると汗をかく。

「汗をかくくらいアボカドに塩をかける」という言い回し、ぼくが考えた。笑 結構うまいと思ってる。

実際、塩をふって、ちょっとおいて、また塩をふるくらいが個人的に最も美味しい食べ方。

 

おすすめは、きめの細かい食塩ではなく、粗塩をかけることだ。

 

簡単に美味しく、それで健康によくお腹を膨らませることができるので、僕はよく食べる。

「アボカドを食べたい!」と思った週は、週に合計6個くらい食べる。ホームステイ家族が作ってくれるご飯とは別に、だ。

昨日今日で3こ食べた。

 

 

コロンビア人、サラダをレタスやキャベツ、タマネギスライスだけで食べれない。野菜をそんなに食べる習慣がないから。

なので、レストランでサラダを頼むと、

タマネギスライスがメインで、そこにトマトとアボカドのスライスを置き、塩とお酢、レモン汁をちょちょっとかけたものが出てくる。

これも美味しい。

日本でも再現できる味なので、帰国したら挑戦して、コロンビアの友だちに写真を送りつけようとたくらんでいる。

 

 

日本に輸出したいと思ってるけど、それはゆっくりビジネス的戦略を練らなくてはいけない

 

このクリオージョ、熟れるのがハス種に比べて速く、サイズがふた回り大きい。また、皮がハスに比べて柔らかいので、輸出は難しいようである。

 

でも、これを日本に輸出できたら、絶対に人気になる。

ぼくはコロンビアで最もアボカドが美味しい街の農家さんとも一緒に働いているので、こういう良いものはビジネスできれば良いなと思う。適正な価格でね。

San Vicente de Chucuri サンビセンテ デ チュクリは、僕の住む県都ブカラマンガからバスで2時間半程の位置にある。

最近はコロンビア全土で、雨期による土砂災害および河川の氾濫が多発しているが、このサンビセンテも少なからずそのような影響を気候的に受けている。

この街はエレガント系の美人が多いのだが、何よりもアボカド クリオージョの産地としてめちゃくちゃ有名である。

サンビセンテ産のアボカドは、サイズにもよるが、ブカラマンガなら4000ペソで売られる。同じサイズのものは2500ペソくらいだ。

 

サンビセンテの農家さんは、その市場価値のあるアボカドをコロンビア全土に流通させるために、段ボールの箱を作って2個セット、3個セットで売ろうとしているほどの熱の入れようだ。

実際、ここのアボカドは、格別においしい。

サンビセンテに行った後は、ここのアボカドを家族や知り合いにお土産するととても喜ばれる。

 

ちなみに、カカオも有名である。

 

 

 

 

 

日本で事業を起こすなら、僕はそのひとつにフェアトレードを組み込みたい。

コロンビアのアボカドは、そのように僕が日本のみんなにもぜひ味わってほしいと思っているコロンビアのおいしい食べ物の代表格である。

コロンビアに来る機会があるひとは、ぜひ美味しいコロンビアのアボカドを食べてほしい!!

コロンビアに住んでいるひとなら、どこのアボカドが美味しいのか知っているので、教えてもらうと良いだろう。

 

 

この記事とてもよくまとまっています。2017年8月にアメリカへのコロンビア アボカド輸出事業が始まったそうです。

アボカドで42万人が貧困脱却! 知られざるコロンビア政府の“種まき大作戦”

 

 

 

ああ、アボカド半分食べるかな~

 

Chao

 


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Chaito

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