【初めての農村訪問】コロンビアの農村は、景色の良い場所でした【148 photos】

『コロンビアの農村』
と聞いて、イメージできる人は少ないだろう。
ぼくは青年海外協力隊の野菜栽培隊員としてコロンビアのブカラマンガ市という、コロンビアで5番目に人口が多い街に派遣された。
ぼくもぼくなりにコロンビアの田舎や農村のことが知りたくて、派遣される前にいろいろ調べてはみた。
でも、全く見つからなかった。
それでも、ペルーやパナマ、ブラジルやパラグアイの農地の写真と出会うことはできた。
でも、ペルーの農村とコロンビアの農村の類似点と相異点がどのくらいあるのか、見当がつかなかった。
それもそうだ。
だって、「コロンビアの農村」をイメージできないのだもの。
だから、ぼくはこれから、この記事に限らず、何万枚と撮ったコロンビアの写真とともに紹介していきます。
百聞は一見にしかず
写真によってイメージもできるようになるけど、なるべく情報をいれながら、1枚の写真の価値をむげにせずに扱っていきたい。
初めて農村に登った
ボゴタから、任地のブカラマンガ市に到着し、3日後にすぐに何も知らされずに、意味もわからないまま、同僚たちに連れて行かれるがままに農村に行きました。
あの当時も、彼らのそのハチャメチャな行動力に感謝し、それを伝えましたが、この最初の農村訪問でぼんやりと“初めて”コロンビアの農村や農家や農業技術がどういうものなのかを知りました。
それでは、写真でどうぞ!!!
初めてブカラマンガのホームステイ先にいったとき、上にいた ナマケモノ コロンビアでも「ナマケモノ perezozo」は怠け者という意味を持ちます このナマケモノが落ちてきたら、ぼくの両腕に落ちてくるほど”真上”にいた この左上の赤い葉が付いているところにいた 場所は変わり、農村を目指す。同僚たちと一緒に コロンビアは基本的にコンクリートの道が走っているけど、農村のほうまで延びる道は違う この相乗り車で農村に”登る”。この車は、その後の2年間の活動期間中よく使った コロンビアは自転車が盛んだけど、道が良くないのでマウンテンバイクが基本 SONY DSC ヤスデ SONY DSC 軒先に出しておけば、集めてくれる ちょっとこぼれていたりする 芸術性を感じる SONY DSC SONY DSC SONY DSC 農村へと続く道には、大きな轍があるのが普通。これはまだ良い方の道 この右下から登ってきた 農村は尾根に沿って作られるので、道は尾根に沿って1本に延びる 人に手を貸そうかどうかというのは、考え込むことではない 農村では、土道 農村からの眺め 農村にはゴミ収集車が上がってこれないので、ゴミは自分たちの村でどうにかするしかない。「物理的に」不可能 コーヒーを乾燥させるハウス。よく服も乾燥させている 娯楽が少ない農村では、ビリヤードなどが大衆ゲーム 第2回目の市場だった(配属されたプロジェクトの支援農村) 定期バスは1日3本ほどで時間が限られるんで、バイクは農家の必需品。 しっかりと陳列されている。 マメ カリフラワーなど コロンビアの人は、「気にする所」はとてもよく整理している SONY DSC SONY DSC 農家さんは、彼のようにジーパン+長靴で、ワイシャツで作業をしているひとが多い 右にある音響のように、音楽機材は村の誰かが持っている ゴミはやっぱり最初の頃は目に付いてしまうよね まめちゃん かぼちゃん プロジェクトの助言通り、販売量をメモ。農家さんは家計簿や儲けを計算する習慣が一切なので、そこは課題です ぱいちゃん いちごん 日本の物のように甘くない がじゃいも じゅかちゃん 「yuca」とかくので、日本の「ゆか」さんはスペイン語圏の人に覚えてもらいやすい名前です 今の僕の関心からすれば、「なんで2年前のこのときに、なにもこのお花に感じなかったのだろう」と思う スープはたくさんつかったほうがおいしい 台のような台でないような みんなでマメを剥きます SONY DSC こんなにいれるんだから大変でした がじゃいもはにほんとかわらんね 次はにんじんちんでした アジャコというモロコシをすりつぶした伝統的な保存食を温め直す ふかしてる感じなのかな 皮は、とうもころしの皮を再利用 SONY DSC 鶏肉も入っていて、おなかがいっぱいになります SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC ニンジンの上に置いてあるのは、前に買ったひとが買い置きしているから。買った後も保管してくれます ゴミ となりの丘(こういう形の台地をメサ 机 という。机のように急に高くなって、上が平らだから) 手前が農村、奥が最寄りの街 鍬は、日本の物とは違うけど、使い方は同じです 村の学校(小中高校兼用) 畑 メサ 台地 籾殻を畑に戻す感覚は、コロンビア農家さんも同じです この靴、ホームステイ先のおじさんにあげた。そこが薄いから、車の運転出しやすいと言われた SONY DSC 山に住んでいるので、傾斜が厳しいところで栽培せざるを得ない農家さんたち SONY DSC 籾殻マルチ 土壌がむき出しのジュカちゃん かなりの傾斜で、侵食によって土壌がとても明るい 木がないと垂直かどうかわからないほどの、急傾斜 SONY DSC SONY DSC ハチのお尻しかとれなかった SONY DSC SONY DSC きちんと段々畑にするひともいました SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC 側面の雑草はそのまま残していた 奥の土壌侵食が進んだところと色の違いを見ると、こんなにも違う ここは、これから侵食されるであろう SONY DSC 対面の農家さんの家。こんな傾斜地で栽培しています 右が尾根伝いの農村、左がメサ、奥が街 SONY DSC 農村はこういう道を走って上ってきました。50年前は、歩いて登っていたそうです 台地は、本当に綺麗な台地上 どちらかというと、お金持ちの人がこの台地の上に住んでます SONY DSC ホウレンソウ 堆肥 これは、180度別の向きに見える農家さんの家 街に降りていくことが大変よね SONY DSC SONY DSC くっつきムシ どこにでもくっつく、変わらない性能 がんばって切った具材を入れた 今日来れない農家さんに対して、別の小さな鍋に取り分けて、持って行ってあげる コロンビアでは、こういう鶏肉をよく見かけます 任地に着いた3日目に仲良くなったこの子とは、長い付き合いになりました。 スープ ゴミ箱 コロンビアの農村も、日本の祭りのように、村の男たちで集まる習性があります。 学校を見学させてもらった ミミズを飼っていたらしくて、案内してもらった 昔はミミズがいたであろう、ミミズコンポスト ちっちゃいのはいたけど、あまり機能はしていなかった この姉妹とは、農村で度々遊んだ。子どもたちほど「2年間」の月日の早さを教えてくれる物差しはない 学校は4部屋しかない ご近所さん同士の2ショット 帰り道 山の土がむき出しなのは、栽培するため このストラップの振れ具合で、車内の揺れが伝わるかな ときには、車で上ってくるべき道を歩いて上り下りすることがありました こんな風に川を渡ったり こんな風に馬に乗ってみたり(この前に、背中から落ちました) 子どもたちに言われるがママに、遊ばれてみたり お絵かきもしていました
コロンビアの農村をイメージできると、印象が変わる
この写真で想像できたように、意外と明るいです。
それに、緑があふれています。
ちびっこはかわいく、大人たちは最初は距離を置きます。
土もめちゃくちゃ悪いわけでもなく、農業技術も意外と浸透しているようでした。
これから、どんどんコロンビアを紹介していきますね!
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