大人になったからこそ面白く学べる、趣味としての日本史【3つの勉強ツールを活かす:ぼく初級者】
この1週間くらいで、急激に日本史の勉強を始めた。
ジムに行きたい気持ちよりも、日本史を勉強したい気持ちが勝る日々だ。
疲れてるから早く寝ちゃうけど、寝落ちる直前まで日本史の本を読んでいるくらい、最近は日本史を知りたい気持ちがある。
日本史について語れることはまだないので、その勉強方法を話そう。
目次 Índice
「歴史を学びたい」とは常々思っていた
これだけは趣味にしておけば、人生飽きることがないと個人的に思う6つの趣味
①歴史
②カメラ
③旅行
④科学への素朴な疑問
⑤運動
⑥読書
この6つを趣味にしていたら、人生暇なし。
「①歴史」が本題なので、そこだけを取り上げよう。
①歴史
歴史は始まりはあるし、終わりもある。
でも、歴史の勉強・研究に終わりはない。
土地土地にはお城や遺跡があるし、博物館もある。
本もたくさん出ているし、スピンオフで描かれる歴史書もある。
ぼくのような初心者は有名な偉人しか知らないが、有名人にも人間関係があり、さまざまな思惑もある。
補佐役のひとや敵対者などをきちんと気になり始めたらキリがない。
でも、きちんと気になり始めたらキリがない。
それは、旅先や雑誌でただ説明文を読むだけじゃなくて、「へぇ、ここまで来たんだ」とか、「あの人は、こんなところにまで影響力を持っていたのか」と思えるようになる。
だから、単に教養として学ぶ以外にも、実践的に時間を豊かにしてくれる趣味だと思う。
もちろん、「このひとすごいな!」と感じるひとは、なぜか当然の如く歴史についても詳しいから、ぼくもそこに近づきたいという発想はある。
人工物を「歴史が深い」の一言でひとくくりにしたくはない
ぼくは、この1週間でようやく【平安京】までたどり着いた。
旧石器・縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良 を学び、
日本列島に縄文人がやってきた4万年前の話から、「ナント争いの多い平城京」までやってきた。
ぼくに学がないのは自明のことだが、高校生で地理が大好きだったので、日本史や世界史は選択しなかった。
高校生にとっては、歴史は受験科目にすぎない。
だから、日本史を勉強する気持ちはなかった。
しかし、いざ社会人になると、結構日本史の話になることが多い。
そして、新しい場所を訪れて、雰囲気を感じることが好きな僕が、ネットで「観光地 ○○」と調べると必ず歴史的建造物がヒットする。
実用的には、ここだ!
たとえば、ぼくの地元群馬には【弥生・古墳】時代にかけての遺跡がたくさんある。
社会科見学で、よく埴輪を見に行ったし、絵も描かされた。
博物館で勾玉をつくったこともある。
でも、なぜか「この前方後円墳は旧石器時代のものなのか」とすこし思っていた。
そのくらい歴史を考えることはなかった。
歴史的建造物は、「歴史のもの」とまとめていて、つくられた理由について関心がなかったのだ。
2000年前の遺跡跡、500年の古墳は、「大昔」としてくくり、
鎌倉・室町・江戸 あたりは登場人物が多すぎて、「昔の城」にしている。
「昔のものは、歴史でしょ」という理解だ。
遺跡や城があっても、つくられた時代が違えば、意味も違うし、使われ方も違う。
そこを理解できたら、楽しいだろなと思うわけだ。
勉強は、3つのツールでやってます
ぼくは、日本史を全く知らない。
打製石器が、石を打ち砕くことでできた石器で、
磨製石器が、石を磨くことでできた石器 ということを知ってテンションが上がったくらい、ぼくは知らない。
そういうひとには、役に立つと思う。
①オリラジ中田敦彦の日本史 【YouTube】
②学研の日本史漫画 【小学生向けマンガ】
③早わかり日本史 【詳しい説明の本】
この3つで、勉強すると4万800年の歴史(旧石器~奈良時代)を1週間で楽しく学べる。
①オリラジ中田敦彦の日本史 【YouTube】
オリエンタルラジオの中田敦彦が、YouTube大学というのをやってる。
そのなかの日本史編だ。
日本史だけで、22本動画がある。
ぼくは、まだ奈良時代までしか勉強していないので、2本目までしか聴いていない。
コレ、すごくおすすめ
歴史を勉強したい気持ちはあるのに、歴史の話は小難しいのよ。
それに、いきなり室町の戦国時代から勉強を始めても流れがよくわからない。
歴史は現在まで連続しているからだ。
そうなると、最初から順に学ばないといけない。
そういうときに、この動画は自分の勉強欲を活気づけてくれる!
歴史を勉強するときに、本当に嫌なのは、
『第一話 諸説あり』
せっかく勉強し始めたのに、「こういう説もあるし、こっちの説もある。本当のところ、歴史はまだわからないのさ hahah」は勉強意欲を根こそぎもぎ取る。これが、歴史を勉強することの最初の障壁だ。
そういう点でアッちゃんの動画では、しゃべりのプロだけあって、おもしろくわかりやすい。
農地の管理の仕方も、畑の私有地化→公地公民→班田収授法⇨三世一身法→墾田永年私財法⇨荘園と続く。
サムライが「侍る者」として、貴族やその土地を守る存在でガードマンだったからこそ、時の流れとともに武力を有する侍の時代に入っていったとか。
ぼくは1話目と2話目を、5回以上は繰り返し聴いている。
②学研の日本史漫画 【小学生向けマンガ】
大学生のころ買っていた学研漫画を、基本ベースに勉強している。
1回目の日本史勉強は、流れをつかむことが大切だと思っているので、楽しみながら読んでる。
それでも、巻末の説明を読んでいると、なかなか進まない。
全12冊あるなかで、平城京は2冊目なので、ぼくはこちらも2冊目で止まってる。
*僕が8年くらい前に買った際は全12巻だったけど、今は14巻になったみたい。
僕はマンガ日本史は、いくつかの出版社が出している。
購入する際は、絵が自身の好みかどうかで判断した方がいい。
僕は、自分の子どもができたら、日本史マンガとドーキンス博士の科学本をあげる。
そのくらいオススメの本だ。
③早わかり日本史 【詳しい説明の本】
動画と漫画では、どうしても自分が気になった細かいところの説明が欠けていたりする。
そういう部分を補足するために、アッちゃんが動画内で紹介していた早わかり日本史を買った。
時代別に扱っているので、たしかにわかりやすい。
初級者の1冊目は実用性よりも、飽きずに楽しく読める本を選んだ方がいい。
面白ければこれから長く本を読み漁っていくから、わざわざ最初から難読な本を選ぶ必要はない。
手順:マンガ一冊を読んだら、動画と本で解釈と情報を付け加えていく
学研マンガは、それだけで完結したものだから、問題ないのだが、
やはりモチベーションを維持するためには、アッちゃんの動画は優秀だ。
だから、マンガを一冊分読み進めたら、そこと同じ時代や出来事までを動画から学ぶ。
そして、仕上げとして本を読んで、全体の流れと細かな情報を補足していく。
例えば、学研のマンガは2冊目までで聖武天皇・平城京が終わる。
それまでは、動画も平安時代に入らずに、同じところを繰り返し聴く。
すると、大きな流れや何が重要なのかわかるようになるので、本を読んで情報を足す。
それでもわからないときは、ネットを使う。
「邪馬台国、ヤマト国説」や
藤原京、平城京、平安京の位置感覚 など、素朴な疑問はネットでも得られる。
歴史的文脈に沿って疑問を持つことができるということはすなわち、しっかりと大枠を捉えることができているということになる。
このやり方、個人的に結構うまくいくと思う。
マンガは楽しく読めるし、流れの大枠がわかる。
動画はおもしろく学べるし、お笑い芸人ならではの話術で独特な逸話もある。
本は市販の歴史本なので、情報の正確性があるし、うんちくも多くていい。
たとえば、貝塚には食べられかけの人間も出土するとか、
邪馬台国の近畿説・九州説論争は京都大・東京大の派閥争いとか。
早く1周目の勉強を終えたい!!
ぼくは、侍が戦っているシーンよりも、農民がどういうことをしていたかに興味がある。
でも、まだ西暦700年あたりに僕はいる。
一通り日本史を網羅するためには、1300年くらいプラスで勉強しなくちゃいけない。
一周勉強して、どのくらい理解できるようになるかは、終わった頃に報告しようと思う。
教養としてというよりかは、歴史の勉強は趣味としておもしろそうだ!
日本史の次に世界史を学ぶとなると、これ相当長く楽しめるな!!
番外:上野の国立科学博物館は、歴史の勉強にいいよ
国立科学博物館には、科学も日本の生い立ちもすごくたくさんの資料がある。
大人600円くらい。
全ての展示をきちんと説明文付きで読んでいくなら、8時間くらいかかると思う。
ぼくは3時間くらいのつもりで行ったら、6時間くらいいた。
建物が2つあって、1つ目の建物の段階で2時間以上経った頃から「これ、一回で全部見る場所ではないな」と察した。
科学のことを見に行って、風景の科学展が非常に面白かったが、
日本史のことがわかってきたら、また観に行きたい。
今、ミイラ展やってるよ!!
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