外国語での口語”強調”ジェスチャー:カニのポーズ
コロンビアのセミナーに参加すると、講演者がよくカニのポーズをしていた。
このポーズ、”強調”のジェスチャーである。
日本語では「かぎかっこ」、外国語では”ダブルクオテーション”
日本語の講演やスピーチを聞いているときに、
「ここは強調ね」とは言わないし、なにかしらのジェスチャーがあるわけでもない。
けれど、外国語、少なくともスペイン語(と英語)では、
ダブルクオテーションのジェスチャーが強調のシグナルとなる。
イメージとしては、日本語で話しているときに、強調したい文脈で
写真のアングルを決めるように、両手でかぎかっこをつくる感じだ。
強調は、カニのポーズでクイックイッ
ダブルクォテーション ”~~”
スペイン語では文章でも強調の場面などで、ダブルクォテーションが使われる。
クオーテーション ’~~’
ではなく、
ダブルクォーテーション ”~~”
だから、指は人差し指と中指の2本を使う。
この2本をピースサインのようにして、”強調したい部分”で2回指を内にたたむ。
これを両手で、肩の位置でやる。
これで、あなたも情熱的なスペイン語話者!!!
ちなみに、ぼくは一度も使ったことがありません。
(英語では強調以外にも、注釈的に「その言葉をそのままの意味ではなく、皮肉っぽいニュアンスで」みたいな使い方をすることもあるみたい。Air quotesと言うそう)
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