2019年、青年海外協力隊の広告をたくさん見るようになった気がする【でも、「人生一度は協力隊」はイヤ】

2019年、青年海外協力隊の広告をたくさん見るようになった気がする【でも、「人生一度は協力隊」はイヤ】


ぼくは協力隊になる直前まで、協力隊のホームページ以外の情報を見たことがなかった。


唯一数度見たことがあるのは、電車の中の広告に「春募集 ○○日まで」と書かれてる広告だけだった。
そもそも電車にあまり乗らない層もいるので、車内広告だけでは不十分だっただろう。
27歳になるまでのぼくは、電車を頻繁には使わない生活をしていたので、そのように極端にJICA広告と出会う機会はなかった。

しかしどうやら、最近JICA 青年海外協力隊事務局は、しっかりと宣伝しているからか、宣伝に力を入れ始めた成果なのか、それとも、ぼくがアンテナを張っているからか、とてもよく見かけるになった。

ネットの広告に邪魔なくらい出てくる


ぼくが「青年海外協力隊」という単語をインターネットでよく使ったり、それに関する情報を調べたりするからだが、ケータイやパソコンを使っていると頻繁に協力隊の広告が出てくる。

これは単純に、ぼくがそういう単語をよく使うので、ネット広告がぼくを「青年海外協力隊に興味があるユーザー」として認識して、広告を掲載してくれているのだろう。

ネット広告の仕組み:ネット記事に関する反安倍派とエッチな広告


昔、安倍首相を批判するどこかの団体の人が、安倍首相を扱ったネット記事を自分のパソコンで見ていたところ、安倍記事横のネット広告欄に変な広告が出て、それをSNSでスクリーンショットとともに以下のように発信していた。
「安倍はテキトーなやつだから、記事横の広告もこんな変な広告しか出ないんだ!安倍退陣しろー」みたいな主張だった。(ホントはもっと強烈な批判。無論、根拠は何もない言いがかりなんだけど)

その人は、ネット広告が「自分の検索履歴や検索内容を自動解析して、ユーザーに合ったものが表示される」と仕組みを知らなかったのだろう。
後々、たくさんの人に指摘されていた。

なぜなら、エッチな広告が出る大きな理由は、
①自分がエロサイトばかり見ている
②記事の内容がエッチなもの だからだ。

自分がエロサイトばかりを見ていたから、それに関する広告が現れた。
ただそれだけなので、その発信者の人の主張(安倍首相とエロ広告)は全く繋がっておらず、かえって自分とエロサイトが繋がってしまったことを発信していただけだったのだ。
とんだ恥をかいていたように思う。

それでも、その反安倍の人が偉かったのは、自分がエロサイトばかりを見ているということ自体を安倍首相のせいにはしていなかったということ。

きっと良識のある人だったのだろう。

YouTubeの普及によって、発信媒体が増えた


YouTubeの存在は比較的昔からあったような気がするが、急速に普及したのは2010年くらいからだろうか。

スマホ世代駆け出しのぼくらの頃は、高校生の頃にスマホが流行りだし、同じ頃にAKB48の全盛期が始まろうとしていた。
高校生や大学生のころにYouTubeを見ていた記憶が一切ないのだが、きっと「何の気なしに」スムーズにYouTubeを使い始めたのだろう。
(でも、大学で一人暮らしし始めたときの最初の相棒はスマホではなくて、ラジオだったので、2009年当時はYouTubeは流行ってなかったのかも…)

現在は、YouTubeがプレミアムな有料会員への誘導を図るために、無料ユーザーにはたくさんの広告が出てくるようになっている。
不便さを感じさせて、有料会員へと誘導しているのだろう。
放っておくと、2つ連続で45秒の記事が流れたりする。
それに動画下のテロップ広告が、動画内の文字と被って見にくくなることが多い。
広告が邪魔なのだ!

そのテロップ広告の部分に(ぼくの場合)よく現れるのが、青年海外協力隊の広告だ!笑
大した占有面積ではないのだが、ちょうどいい場所(動画内の文字が読めない場所)に出てくるので、とてもよく目につく。
鬱陶しいので、勝手に消えるのを待たず、毎回自分でカーソルを合わせて消す。

ぼくが協力隊にアンテナを張っているからか、その頻度はとても多い気がする。

【人生一度は協力隊!】

何回見ただろう

ネット広告ではなく、青年海外協力隊事務局は短編紹介動画の製作発信にも力を入れているようで、YouTubeで調べるとたくさん出てくる。
よくできている動画なので、興味関心があるひとは見てみると良いだろう。

JICA 広告のキャッチフレーズ

いつかきっと世界を変える力になる

いつかきっと世界を変える力になる】のようにダブルミーニング的なちょっと考えさせるフレーズになっていて、頭のなかで反芻される。

いつか】と【きっと】は不確実性が多い単語だから、理解の仕方はいろいろあるのだろう。

それに、【世界を変える力になる】のは、今である必要はない。
善いことに早いも遅いもない。
さらには、「in日本」、「in途上国」など場所を限定する表現を入れていないのもいい。

あと、このスローガンの深みは、「協力隊=世界を変える力」とは言っていないことだ。

もちろん協力隊活動も大なり小なり【世界を変える力】であることは確かだが、「協力隊の経験を通じて【世界を変える力】を養ってほしい」 とする短期・中長期的な問い掛けになっているので、よく考えられたフレーズな気がしている。

人生一度は協力隊

その点、【人生一度は協力隊!】というのは、かなり守備範囲の狭いフレーズだ。
現実的で、強烈に誘導している。
ぼくはこういう強い言い方はあまり好みではない。
「協力隊に一回なってどうするの?」と思ってしまう。

協力隊になることに意味があるのではなく、協力隊を通じて国際協力に協力できる人材になることに意味があると思うのだ。

このフレーズは中身の宣伝がないので、広告としては情報不足気味に感じる。
それに強い言い方をする広告はインパクトに残る反面、悪い印象を与えかねない。

芸能人を呼んで、国際協力を勉強する取り組み


JICAは最近、市民講座やセミナー、隊員報国会などに合わせて、一般向けな催しをよくしてる気がする。

芸能人を呼んだりしてやってる。
おもしろくていいのではないだろうか。集客が見込めるのであれば

入り口はなんだってよく、その入り口をくぐった人たちを如何に固定客にするかだろう。
一時の単発的なマイブームで終わらせずに、持続するブームにしてもらう。
そういう取り組みは地道に続けていくほかない気がする。

ただ、一時期お金がなかった割に、最近芸能人を起用したりしているので使える経費が増えたのだろうか。
まぁ、広告費やその他の費用の使い道は、事前に割り当てられているものなので、広告にお金を使っているからどうというわけではない。


2019年の春募集は4月3日までですよ!


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Chaito

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