【命拾い】 泥棒とすれ違わなくて良かった

【命拾い】 泥棒とすれ違わなくて良かった

 

お母さん:「4階に昨日泥棒が入った。」

 

それを聞いたとき、ぼくはアパート内で泥棒と鉢合わせにならなかったことに感謝した。

 

 

扉には鍵がめちゃくちゃついているのに

 

コロンビアの場合、都市部に住んでいると、家の入口やアパートの入り口に最低2つ鍵がついているのが当たり前である。

 

鍵穴が2つあって、別々の鍵が2つ必要なこともあれば、

鍵穴は1つで、1つの鍵で2回回すことで開く扉もある。

言わずもがな、空き巣を防ぐための防犯対策だ。

 

ボゴタに住んでいたときは、1棟のアパートの敷地に入るための扉に鍵穴が3つあった。実際に必要な鍵の数は2つで、残りの1つはダミーだ。

開けた分は、中に入ったあとに閉めなくてはいけない。ご想像の通り、かなり面倒くさい。2つ開けて、中に入って、それを閉めるからね。

で、次の関門は、家の扉だった。ここに、2つ鍵がついていたのだ。

だから、計4個鍵が一度に渡された。そして、鍵穴は5つである。

 

これ、かなり難しかった。開ける側が難しいのだから、コッソリ入る側はほとんど侵入不可だろう。

鍵を持っているぼくも、ときどきうまくなかに入れなくて、2時間くらいカフェで時間を潰したことが何度もあった。ときどき、鍵穴の調子が悪くて、全く動かないカギがあったのだ。だから、正しく回せたのか、壊れてうまく回せていないのかがわからなかった。しかも、その組み合わせがカギの数だけあったので諦めて、カフェでスペイン語を勉強していた。いい思い出だ。

 

 

さて、今のアパートにも、入り口に2つ鍵穴があって、鍵が2つ必要だ。

アパートに入った後は、自分たちのフロアに入るために鍵が1つ必要で、ぼくの部屋にも鍵が1つ付いているので、合計4つ鍵を持っている。

 

アパートの内側には住民向けに、「鍵は必ず2つ閉めてください」と注意書きがある。ときどき、上しか閉めなかったりするひとがいるからだ。

でも、今回なぜか4階に泥棒がはいった。

実際、何が盗られたのか知らないし、4階に住んでいる人がどの人なのか僕のなかでは結び付いていない。

 

でも、昨日起きたこの事件に対して、今日すでに2つあるアパートの鍵のひとつが替えられた。対応が早い。

しかし実際侵入経路がはっきりわかっていない。

外から窓越しに入ってきたのか、正面玄関から入ってきたのか。。。

 

だから、鍵を替えても、根本的な問題が解決したわけではないのだ。

 

すれ違わなくてよかった

 

すれ違わなくてよかった。

 

 

 

これに尽きる。

もしその泥棒と鉢合わせになっていたら、どうたったかわからない。

 

基本的にぼくは自室に閉じこもっているか、リビングで椅子に座りながら読書している。

しかし、いかなるときも、自室の窓のカーテンは閉ざしている。仕事に行くときも、旅行に行くときもだ。

「部屋が汚いから」というのも理由の一つだが、窓の外から室内の状況を確認できないようにするためだ。

 

自分が部屋にいるときは、換気などのために日差しを浴びることはある。でも、極力カーテンをしている。

 

 

アパートにわざわざこっそり入ってきて、モノを盗むのだから、見つかった際の準備も万端だろう。だから、すれ違わなくてよかった。

 

 

僕個人としては、「同じ家に住んでいる人が盗んだんじゃないか??」という疑いを持っているが、まぁ真相は闇のままだ。

 

 

Chao


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Chaito

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