協力隊任期終了:日本に旅行気分で帰国しました!2年間ありがとう
なんの気もなしに、ふら〜っと、ふわぁ〜っと日本に帰って来ました!
2年間ありがとうございました。
帰国はルフトハンザ航空で、フランクフルト経由で帰って来ました。
ボゴターフランクフルト間が12時間、
フランクフルトー東京間も12時間。
それに、フランクフルトでのトランジットが3時間くらいあった。
合計だいたい30時間くらいでした。
ボゴターフランクフルトでは、隣に座っていたコロンビアの男の子(13歳)と話しながらだった。彼は一人旅行中で、フランクフルトで両親と妹が待っているから、ひとりで飛行機に乗っていた。
「コロンビア人は基本過保護気味だから、こういう風に一人で旅行させるなんて珍しいな」と感心した。
日本人でもなかなか国際線を一人で乗せることはないと思う。
彼はあまり飛行機が得意でないらしく、飛行機が上下に揺れてふわっとするごとに、すごくナーバスになっていた。
「シートベルト付けてるし、落ちるときは僕たちはなにもできないから大丈夫だよ!」とすこし脅していると、フランクフルトに何の問題もなく、着陸した。
そのとき、彼はシートベルトを付けていなかった。
『運が良かったね!!笑』と伝えてサヨナラした。
コロンビアで子どもが飛行機を乗る場合、乗組員がとてもよくアテンドしている。
それだけ一人で飛行機に乗っている子どもが多いのだが、彼らの不安を取り除くために親切に話をしている姿を何回も見た。
帰国時の感覚は、小旅行?
帰国にあたって、ホストファミリーや同僚たちとは涙のお別れをしたわけだが、それ以降特に帰国した実感はあまりない。
もちろん日本では日本語を話すし、日本食を食べることができるのだから、日本を感じてはいる。
でも、まだ生活の拠点がコロンビアの任地にあるような感覚だ。
「2週間くらい日本でゆっくりしたら、コロンビアに戻る」
そういう心の持ちよう。
実際そのタイミングでは、戻らないんだけどね!!
それだけ、2年間のコロンビアでの生活が自分の生活のなかに浸透していて、自分のものとなっていたということだろう。
だから、まだコロンビアやコロンビアの友人のことを恋しく思わない。
「離れている」という実感がわかないのだ。
帰国して、3日間体調が悪い
それに加えて、時差ボケもあり、腹痛アリ、協力隊の帰国後行事アリと忙しく過ごしているから、自分のことで精いっぱい。
特に、コロンビアと日本の時差は14時間と、ちょうど半日くらい違うので、結構しんどい。
メンタル的には時差ボケを感じないのに、身体のリズムが狂ってきているから、心と体のバランスが不安定。
一番危ない状況だね。
お腹はすくし、日本のご飯を食べたいのに、胃腸がその日本のリズムに合っていないから、あまり消化してくれず、お腹が痛い。でも、お腹は空く。
眠いんだけど、日本時間ではまだ寝る時間ではないから、昼寝をせずに、我慢をする。
そうすると、日本の夜になっても、覚醒モードに入ってしまって、眠気がどこかに行ってしまって、眠れない。
でも、もうずっと日本にいるから、無理に短時間で時差ボケを直したり、無理に日本食を食べたりする必要もないわけだから、徐々に体調を直していこうと思う。
朝4時に起きてしまうから、太陽のもと、時差ボケを直すべく、散歩をしている。
小学校のころからずっと毎朝家族と歩きなれた道。
田んぼの湿った香り。
昔感じていた以上に低くなっている家々の塀。
朝から、家庭菜園に散水ホースという文明機械で、水やりをしているおじさんたち。
やっぱり、コロンビアと日本だと心の落ち着き方の違いがあるんだな~としみじみと感じる。
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