我が母校日大のアメフト騒動『ルールを守らないマスコミ様は司会に注意されて当然』

我が母校日大のアメフト騒動『ルールを守らないマスコミ様は司会に注意されて当然』
ぼくはアメリカンフットボールが好きだ。

 

小中高とサッカーをやってきたけど、高校受験の結果が異なっていたら、もしかしたらあの日大フェニックスに入ってきた可能性もある。

 

事件の真相はわからないが、あのプレー自体が最悪のプレーだったのは事実。残念だ。
そして、それに伴う指導者の指導責任が問われるのは当然のことだ。
だがしかし、司会者を晒し者にし、日本大学執行部、さらには日本大学全体や日本大学の他の学生にまで、マスコミのお遊びに付き合うのはおかしな話だ。

 

「1人1回の質問」というルールを破って、2回も、3回も似たような生産性のない質問すれば、それは司会者に制されるのは当然のことでしょう。言い方は悪かったけど。
それを「あの司会者はおかしい」とメディアで世論を煽るのは、「メディアの在り方がおかしい」。
こういう視点の記事も徐々に出てきている。(文章は読みにくいけど)
↓↓↓↓↓

日大アメフト部会見で見たマスコミ質問のレベルの低さ — 前田 陽次郎

ぼくはアメフトをやりたかった

 

小・中学生のころ、ぼくはアイシールド21という漫画が好きになり、全巻集めた。このマンガ、複雑なアメリカンフットボールを簡潔にわかりやすく表現しており、少なくとも途中までは間違いなくおもしろい。
これをきっかけにアメフトに興味を持った。体をぶつけたりすることはサッカーでも好きではないが、その戦略の豊富さと狡賢さがおもしろくて魅了された。
だから、高校のころはラグビーがやりたい気持ちがあった。実現しなかったが。

 

中学3年の秋くらいから数ヶ月だけ塾に通ったので、ラグビーが強い私立の高校だけではなく、ほどほどに賢い公立の高校に行かなくてはいけない と子供心に思った。自分から「塾に行きたい」と言ったんだけどね。

 

結果、その公立高校に合格し、ラグビーという新しいフィールドに立つことはなく、小中学生の頃から続けていたサッカーをよく考えもせず、流れに誘われるがままに高校生になっても続けた。

 

もし公立高校に受からなかったとしたら、その私立高校に通い、ラグビーをやっていただろう。そして、大学で念願のアメフトをやっていたかもしれない。
そうにはならなかったけどね!

 

それ以降、ラグビーやアメリカンフットボールの試合をテレビで観たり、ビデオでスーパープレー集を見たり、本場アメリカの衝撃的なタックル集を見るようになった。
ルールがわかれば、彼らがどういう戦略でプレーしていたかわかるからおもしろかった。

 

今でももちろん、その年のスーパープレー集を見るし、オードリーがやってる番組も時々まとめて見ている。時間があれば、スーパーボウル(アメリカで一番強いチームを決める頂上決戦。アメリカ最大のスポーツイベント)も見る。

 

 

アメフトは、とにかく多彩でおもしろい。

 

手でボールを扱っている分、サッカーよりも動きが複雑になる。
ボールを投げることもできるし、ボールを持って走ることもできるからワンプレーの幅がとにかく広い。アメフトやラグビーはよく「陣取り合戦」と言われるが、パントキック(サッカーのゴールキーパーがやってるようなキック)で相手の陣地後方まで押し込んだりする。
それらがおもしろい、観てる分にはね。

 

ぼくは身体が弱いので、やれって言われてもできない。足も特段速くないし、肩が特段言い訳でもない。力があるわけでもなく、空間認識能力が高いわけでもない。

 

サッカー、野球、バスケット、バレー、卓球など、なんでもわりとすぐにできるようになるけど、それ以上伸びない。そつなくこなせるけど、「素人のわりにうまいね」の域を突破しない。

 

基本的に、ぼくは専門以外の分野は何事も「80点」を目指している。勉強もどの分野もなるべく網羅してたくさんの世界を知りたいけど、そこを突き抜けたいとは思わない。だから、平均よりも上で、スペシャリストよりも下を維持したい。専門性を除いてね。
運動も、優しさも、体型も、学力も、知識も、のんびりさも、経験もだ。
このぼくの信念を見てわかるひとはわかるようで、大学生の頃、沖縄県の西表島でのサトウキビ刈りボランティアに参加した際に、ある先輩から1ヶ月の共同生活中に「お前は俺と同じで、器用貧乏ちゃんだな」と見抜かれた。

 

ぼくはそれを悪い意味では捉えていないけれど、それ以降、より高次元の器用貧乏を目指すようになった。
今のぼくの人格が形成された1つの瞬間だ。

わが母校には、10万人の学生が在籍している

 

さて、話を戻そう。僕は日本大学出身だ。

 

今回の日本大学のアメフトの問題。

 

日本大学OBの僕からしても悲しい。
今回の騒動の渦中が「日本大学」という冠を被っていなければ、このような記事を書くことはなかった。
ひとりのアメフト好きとして、騒動の再発防止を願って終わりだったと思う。

 

でも、少し事情が違う。
いま、この日大フェニックスの騒動で、『日本大学』自体がマスコミのおもちゃにされ始めているからだ。

 

僕は特別、日本大学に強い愛着があるわけではない。日本大学を卒業して4年ほどが経つし、その後横浜国立大学の大学院に進学して、そこで研究をして今の自分の専門性やアイデンティティが確立されたからだ。
日本大学では基礎を、横国大でそこに専門性を上乗せした。だから、僕の心のなかでは、横国大の修士の2年間の方が専門性という自分の武器である槍を尖らせることができたので、濃いのだ。

 

あと、日本大学の頃、とてもお世話になった教授が退官されてしまったので、帰る場所がないことも大きい。
ちなみに、僕は日本大学の生物資源科学部という、旧 農獣医学部出身だ。キャンパスは神奈川県の湘南にある。そのため、湘南キャンパスと呼んでいた。
湘南キャンパスのマスコットキャラ

 

学科は、国際地域開発学科 と言い、昔で言うところの拓殖学科だ。昔は、移住者を送り出し、今でも青年海外協力隊が1つの進路になっている、文理融合の学科である。国際協力のためには、理系の知識だけでは十分ではなく、経済や宗教、政治などの文系分野の知識も重要だからだ。
この学科、Internacional Development of Study と綴り、キャンパス内ではその略称IDSと呼ばれていた。しょうもないことなのだが、IDSはそのキャンパス内でも入学試験の偏差値が最も低いため、I Don’t Study “IDS”と揶揄されていた。

 

ぼくは、その学科を首席で卒業したので、一応日大を代表して生きている気持ちが少なからずあるし、その学科の看板を背負っているつもりでいる。

 

小中高と波風立てない、普通の学生だった。先生が顔を思い出せないようなタイプと言えば理解しやすいだろう。悪さもしないし、勉強もそこそこできる。放っておいても、うまくやってくれる。モブキャラってやつだ。
「それじゃぁ、おもしろくないなぁ」大学受験間近に思って、筑波大や茨城大の受験を控えめにして、日大に積極的に進学した。鶏頭牛後のように、鶏であっても1番である事、そしてその景色を見て自分変えることが大切だと思ったからだ。
だから、おかげさまで、学費も数年間免除になり、そのお金で家族でヨーロッパ旅行に行った。ぼくが記憶している初めての家族孝行だった。

 

さて、日大の場合、1学科150人くらいいる。湘南キャンパスには13学科あったと思うので、ザッと2000人くらいだ、1学年が。
4学年いるので、8000人。
さらに、獣医学科は6年生なのでプラス2学年分。短大もあるし、修士博士もいるから、キャンパス全体で言えば1万人くらい在籍していることになる。

 

国立なら、1学科30人とか。

 

日大は10くらいキャンパスがあるので、10万人くらいの学生がいまも日本大学に在籍しているということになる。

 

今回の事件は、そのなかのアメフト部の話。

 

この比較だけで、どれだけ今回の騒動を『日本大学』全体の話にすることが浅はかなことかはわかるだろう。

 

たしかにわかる。
今回の監督が理事長クラスのひとなのだ。だから、「日大は腐ってる」という論拠にしたいのだ。
でも、これだけの巨大組織の中で、彼ひとりの力が強いと思うか?彼が最末端の学生にまで影響を及ぼすと思うか?
少なくとも日大の学生は誰一人として、理事長の名前なんて知らないし、顔だって知らない。だって、学部長の名前や顔さえ知らないんだから。

 

きっと今の日大生は就活などで今回の騒動について聞かれたりするのだろう。
それはただ単に、ぼくがコロンビア人に「日本って売春多いんでしょ?」って質問されるのと同じで、かまってみたいのだ。

 

だから、べつにあまり気にする必要ない。まぁ、採用側がどういう風に判断するのかは知らないけど。

 

早稲田大学だって、博士論文のコピペ問題のときは相当疑われたしね。今となっては風化したけど、ここ3、4年の話だ。

 

司会者がマスコミ様方におもちゃにされてるけど、ルールを守らないマスコミ様が悪い

 

指導者の指導責任はもちろんある。
生徒とコーチ・監督のコミュニケーション不足があるという言い訳は難しい。
基本的にアメフトでは、オフェンス・ディフェンス、さらには各ポジションごとにそれぞれそのポジション専門のコーチがいるからだ。
でも、そんなことはきっとワイドショーで取り扱っているだろうから、ここでは飛ばそう。

 

**ぼくは、日本のワイドショーや世論がどういう風潮になっているのか知らない。でもきっと、アメフト経験者が解説してくれているだろう

 

帰国したら、政治に関しても扱っていくが、個人的にマスコミは腐ってると思ってる。特に、政治部。
橋下元大阪市長や石原元東京都知事は、そういうマスコミ(朝日や毎日)に逆質問して、つるし上げていたが、それはそれでフル動画で見るとおもしろいのだが、ワイドショーで扱われるのは当の本人が激高しているところだけだ。
オリンピックやサッカーでも、海外の選手に国内で有名なだけの日本人選手のこと質問して、世界中で笑いものになっている。
日本のマスコミは、切り取って貼り付ける編集が大好きなので、トランプ大統領の発言とかもミスリードするように編集されていることが多い。かなり不快だ。
安倍さんや麻生さんの発言なんて、さらにそうだ。
やまかけうどんだが、かけいがくえんだかなんだか知らんが、国会で維新の会の議員が答えを出したのに、それは不都合だから報道しない。
それでいて、元民主党の柚木みたいな小学生のディベートみたいに、声だけ大きい揚げ足取りのやり方で、国会の時間に週刊誌の記事をもとに国会質疑をしている。そんな国会議員の年収は2100万円。この前の”休暇”のときの分も給料出てるから、笑っちゃうよね。

 

監督やコーチが”おかしい”のは、彼の言葉からよくわかる。アメフト部が組織として腐ってるのもわかる。
彼の言葉は17:30あたりから

 

こういう報道の仕方ね。

マスコミって本当に無駄なことばかりやってる。

「1人1回」の質問というルールを守らずに、2回も3回も同じ質問してる。1回質問したことを10回聞いても同じ答えしか出てこんよ、指導者が保身に走ってるんだから。

それなのに、ここだけのワンクリップを取り扱って、強引に終わらせようとしているかのように報道する。

それを社会の””変わり者””である芸能人が、面白おかしく一般人の視点で話している。はげしくしょうもない。

坂上忍は個人的に好きじゃないんだけどね。このひと世論をコントロールしようとして、ゲストの正論に露骨に嫌な顔するから。


まず第一に、場のルールを守ることが最初だろう。

そこに、立場の違いは存在してはいけない。日大が謝罪する側だろうとなんだろうと、「1人1回の質問」というルールのもとで、マイクを話さずに永遠と似たような質問するマスコミ様方は注意されて当然じゃないの?

学校の先生が、授業中にうるさい生徒がいれば注意したり、授業しているのにずっと話続けている生徒がいれば注意するのは当然のこと。それを生徒が「おい、アイツ切れたぜ!!見ろよ、ホラwww おもしれえな、ビデオ撮って拡散してやろうぜ!傑作だwww」って言って笑っているのと同じこと。問題の本質は、生徒がその場のルールを守っていないことにある。 

基本的に、最近のマスコミはこういう働き方しているひとが多い気がする。「報道によって、国民が知る権利」というものを、「マスコミの思惑によって、報道しない権利」まで持っていると思っている。だから、政府はこれらのテレビメディアの在り方を変えたく、放送法を変更しているのだ。安倍首相が海外訪問した際の、各国主席の日本への感謝の言葉をきちんと報道しない。それは、真実を「報道しない権利」らしいのだ。

 

 

この司会者の言い方が良くなかったというのももちろんあるけど、本質的には感情的で生産性のない質問しかせず、ルールさえも守らないマスコミサイドも問題があるでしょう。

問題と言うか、もう途中からマスコミは「次の火種になるいいネタ見つけた!!」と言わんばかりに、司会者を愚弄する態度しかとらないしね。

マスコミに、『監督とコーチの謝罪会見に来たのに、会見後に司会者を煽ることに何か今回の騒動の問題の本質があるのですか?』と訊いてほしいわ。

 

マスコミもワイドショーもきっと、日本大学執行部や日本大学全体の話に持っていきたいんだろうね。

「日本大学はすべてが腐ってます!!」みたいな。

ワイドショーとしてはおもしろいのだろうけどさ、この騒動の本質は司会者ではないのだから、こういう情報操作は嫌いだ。

 

 

きっと、これからメディアは「日本大学全体」の問題にしていくんだろうな~~~~

 

こういうときに無駄にがんばるのではなくて、政治に関してももっと一生懸命働いてくれ。政治に関してきちんと”本当の事実”を報道し、そこから国民たちの世論を拾い上げ、国民全体が政治についてしっかりと考える機会を与えてほしい。

 

スポーツマンシップの大切さ

アイシールド21という漫画のなかに、峨王力哉(がおうりきや)というバケモノのセンタープレイヤーがいる。

この選手、ベンチプレスを200kgくらいあげる超パワーを持っている。

アメフトは、守備のときにボールを持っている相手クオーターバッグ(ボールを投げるひと)を倒すことが最も最善の守備である。すべてのプレーがそのクオーターバッグを起点に始まるからだ。

この俄王のパワーは凄まじく、ほとんどの相手選手が彼のタックルを止めることができない。そのため、クオーターバッグが彼によって倒される。

そして、彼のその超パワーによって、彼にタックルされたクオーターバッグは壊れる(骨折する)。

すごくチートなキャラだけど、彼はスポーツマンシップをしっかりと持っている。それは、プレーを止める笛が鳴ったら、そのあとには絶対にタックルをしないのだ。

彼がそのまま流しでタックルを続ければ、相手のクオーターバッグがつぶれるのにもかかわらず、である。

今回の騒動の原点であるあのプレーを見て、ぼくは俄王の素晴らしさを知った。

 

 

Chao

 


1日1クリック、お願いします!
ランキング参加中♪ →青年海外協力隊

応援いただけると、嬉しいです

*ただのブログ村のリンクです

スポンサードリンク
 




 




 

Chaito

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)