ウェビナーは同時に2つまで、パソコンで参加して聞き分けられる

ウェビナーは同時に2つまで、パソコンで参加して聞き分けられる

「ウェブセミナー(ウェビナー)」への参加という、非常に気軽な学習会の存在を知ってから1年弱が経つ。
それ以来、特に2020年の秋以降、少なくとも数日に一度は何かしらのウェビナーにオンタイムで参加している。

週によっては毎日参加してることもあるから、平均すると週に4日くらいだろうか。
もちろん調べればYouTubeにも録画されたウェビナーやセミナーの類いの動画がアーカイブ化されて残っているので、こちらを含めると毎日何かしらの他者の”まとまった”主張を学んでいることになる。
便利なものだ。
特に、まったく自分の頭になかった(興味のない)主張を気軽に聞くことができるのはおもしろい。

ウェビナーにお金を払うようになった

以前、ウェビナーの無料化について少し記事で触れた。

最近は信頼のおける登壇者や主催であれば、2000円くらいであれば払うようになった。本を読むよりも便利だね
また、主催者や登壇者の異なる無料のウェビナーに何十回と参加していると、自分のなかに「積算で、こんなにたくさん学べているのに、ずっと無料でいいのだろうか」という感情が若干芽生える。
かといって、自分で参加費の価格を選べる場合に、「無料参加」→「寄付金2000円」にするかと言われるとそうではない。なぜなら、そのウェビナーには今回だけ参加しているから、そこにお金を払う価値があるか見極められないからだ。

高校生のころ、友人と映画観にタイトルに惹かれてとある映画を見に行ったことがあったが、びっくりするほどおもしろくなくて、半分以上スクリーンを前にして寝ていた。
ロードオブザリングやハリーポッター、あるいは、ドラえもんやクレヨンしんちゃんのように、数回にわたっておもしろく観れたシリーズであれば、映画館で寝てしまうほどおもしろくないことはあまりない。

そういった信頼は、ウェビナーに対しても同じだろう。
数回は無料で配信して、途中から有料化されて運営される。
あるいは、数回に1回有料コンテンツがある。
そういうやり方は、ウェビナーの質を判断するためにはもしかしたら有効なのかもしれない。

特に、ひとによってはプレゼンスタイルが文字だけだったり、スライドさえ使わずに写真も投影せずに話し続けたりする場合もあるので、合う合わないがありそうだ。

パソコンから同時に2つのウェビナーに参加する

さて先日、まったく同じ時間帯に2つのテーマの異なるウェビナーを申し込んでいた。
だいたいウェビナーの多くはタイトルに興味をそそられるものがいくつかあっても、いざ始まってみると既知の情報だったり、個人の想いが強かったりするので2つ同時に参加していても、どちらか一方、あるいは両方を途中で退出することがしばしばある。

でも、この前は「生物多様性の話」と「放射性セシウムの循環の話」でそれぞれに興味深く、かつ、どちらも内容的におもしろかったためそのまま両方に参加した。
2つ同時に参加するために、モニターを使っているパソコンの画面を分けて、片耳ずつにイヤホンを使い分けると、わりと普通に両方理解できたのが新しい発見だった。右のウェビナーには右耳、左のウェビナーには左耳 といった具合だ。


どちらか一方を選ぶのではなく両方に同時に参加できるために可能性が広がるので、真似できるように少し詳細にお伝えする。
参加したウェビナー①は、ZOOMのみ。ウェビナー②はZOOMかYouTubeLiveだった。
1つの端末(パソコン)から、2つのイベントにZOOMで入るのは難しいだろうと考え、①ZOOMと②YouTubeLiveとした。
パソコンから2つに参加しなくても、一方をパソコン、もう一方をスマホから参加するととても簡単に同時に参加できる。

あとは、イヤホンが2つあると良い。ケーブルイヤホンと、Bluetoothイヤホンだ。
パソコンの場合、イヤホンを使わずに2つのウェビナーを同時にスピーカーで流すと、音が聞き取りにくい。
「いま重要なことを言っているな」と感じた際にはそちら側の発言に耳を傾けたいのに、スピーカーでは音量調節が煩わしい。
しかし、イヤホンで左右を分けて聞いていると、傾聴するのがとても楽。
音量調節もいらず、ただ自分が意識すれば十分に聞き取れる。

パソコンの場合、イヤホンを複数機認識させておくと、ZOOMにはケーブルイヤホンを、YouTubeにはBluetoothイヤホンを割り当てるといった設定が容易にできる。
これが1つのイヤホンだと、多分、右左で分けることはできない。
イヤホンが1つの場合、一方をイヤホン、もう一方をパソコンのスピーカーから流すということもできるが、
イヤホンとスピーカーでは優劣が生まれ、スピーカー側が劣勢になった。
なので、おすすめはケーブルとBluetoothのイヤホンの2機体制です。

2つのウェビナーに参加する際は、ケーブルとBluetooth、2つのイヤホンを使おう

3つのウェビナーが重なる経験は今のところはないのだけど、3つは耳の数が合わないので聴覚的に疲れると思う。
ひとつのイヤホンを使って同時に流れてくる2つの話を聞こうとすると、薄く両方を理解することはできるが、どちらか一方に自身の意識の向けて聴く場合に、もう一方の話が同じ音量でバックグラウンドとして流れていくので頭がひどく疲れる。
たとえば、一方を音量7で聴き、もう一方を音量4で聴いていれば7の方はよく聴こえるが、4の方をよく聴きたい時には音量の差が邪魔をする。
けれど、2つイヤホンを使って右と左で別々に聴けば、同じ音量で容易に、意識をかえるだけ理解できるようになる。

これをやってわかることは、7だか10人の意見を聴き分けたらしい聖徳太子のエピソードはすごいなぁということだ。
それが作り話であっても、また、「他者の意見を聞き入れる」という別の意味の逸話だったとしても。

簡単に参加できるがゆえに、「参加しない場合、自分が怠惰になっていると感じやすい」


「毎日が勉強」というのは、言うにはかっこいいが、現実的にはそういうモチベーションが数ヶ月も変わらず持続することはない。
ぼくの場合は、2週間やる気があって、1週間やる気は落ちて、また次の2週間という感じだろうか。
やる気がないときもとりあえずウェビナーを聴いていれば、「俺は新しい知識を得ることができている」と嬉しくなる(安心する)。
しかし、やる気が落ちている期間にもそのように「学び続けたほうがいい」「学び続けないといけない」という感覚を背負い続ける、つまり、自分に課せ続けるのは結構ストレスがあるのも事実だ。
現にぼくは、「たくさんのことを知りたい」という感覚よりも、「これからのために学び続けるべきだ」という使命感に似た感覚に苛まれているきらいがある。


だから、ぼくは数ヶ月の間に1週間くらい、「こんなにがんばって、意味あるんか」と思うような大幅なモチベーションの降下が突如周期的に訪れる。
結局、きっかけはあれど、そういった自分の内なる感情を内省して自分のなかで折り合いを付けることを経験として大切にしたいタイプなので、過ぎ去ればいいのだが、モチベーションの降下を嬉しく感じているわけではない。
常にモチベーションを極端に高くするのではなく、ちょっとモチベーションが高いところをより長い期間維持していけるのが理想で、その方法を探し求めている。


何事もほどほどがいいとも思うし、
イライラしたり、不安に感じたり、自分の無知さにあきれて過去の嫌な経験を思い出して、眠れなくなったり、食が細くなったりすることもそれはそれで1つの良い経験だなぁと思う。


話が脱線した感はあるが、ウェビナーというのは便利な仕組みなので興味のある方はぜひ。
たとえば、セミナー系だけではなくて、霞ヶ関の省庁の委員会傍聴であったり、研究グループの発表会や企業主催のセミナー、特定のテーマでの啓発(○○県における水産業の持続的アプローチ みたいな)、あとはアメリカやヨーロッパなどの海外のウェビナーにも簡単に参加できる。
オンラインヨガやオンライン筋トレ講座も、たぶん広義では同じなんだろうね!


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Chaito

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