日本に完全に再順応した証:満員電車でお尻ポケットの財布にまったく注意を払わなくなった

日本に完全に再順応した証:満員電車でお尻ポケットの財布にまったく注意を払わなくなった

よく新幹線や電車を利用する。
遠出をすることもあるし、出勤のときも電車を利用する。

そういうとき、人ごみに紛れても、自分がスリの被害者になることはまったく脳裏をよぎらない。


ああ、日本に再順応したなぁ

お尻ポケットに財布やスマホを入れる行為

財布やスマホを、ズボンの前のポケットに入れているひとは少ない。
女性は手提げバッグに入れているのをよく見かけるし、
男子学生は腰パン気味のお尻のポケットに長財布を入れている。

「1回、スッてやろうかなぁ」と思ったことがしばしばあった。


そういうぼくも、最近は財布とスマホをお尻のポケットに入れている。
その状態のまま、電車で両手でつり革を握ったりする。

完全に、お尻ポケットの”貴重品”に意識を払っていない。


「日本では盗まれるわけがない」と安心しているわけだ。

帰国したばかりのときは、気が気ではなかった

コロンビアから帰国したばかりのとき、
東京で電車に乗る際、お尻ポケットに財布を入れることは決してなかった。
なぜか、「盗まれる」と感じていた。

「日本って、電車や駅などの人混みにスリはいないんだったっけ?」と疑っていた。


結局、帰国して数ヶ月経ったころには、お尻のポケットに財布もケータイも入れるようになった。
安全な安心感というのは、とてもストレスフリーだ。

治安に対する安心感はとても楽で、これだけで日本に住むには十分すぎる条件だ

小さい財布をつかう

印伝を愛用している。山梨県だと、仲間が見つかってうれしい

コロンビアだけに限らず、海外に出かけるとき、お金はズボンの前のポケットに入れる。
セキュリティ上仕方がない。

それに、財布をポケットに入れていないことをアピールすることも大切だ。
単純にポケットに膨らみがあったら、それは財布かスマホだろう。

そうなると、「お金を持っていることがばれる」ので、膨らまないほどの薄い財布か、現金を直入れしていた。
コロンビアでもっとも気を付けなくてはいけないのは、スマホの盗難だ。
スマホは、現代では皆が間違いなく持っている高価なものだからだ。

コロンビア人が、1万円分のお金(約300,000ペソ)を財布に入れて持ち歩いていることはほとんどない。
裕福な日本人のぼくでさえ、そんなお金はあまり持ち歩かなかった。

だから、最近後ろに安全性の面でまったく気を配らないことを、ふと思い返すと、
日本は治安がいいなぁと、日本社会に感謝するのである。


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Chaito

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