活動期間を終え、任地を去る日は、涙と共に「また会おうね!」
今日任地ブカラマンガから、帰国のために首都ボゴタに上京してきた。
もう帰る時間だ。
いつもの挨拶のように「また会おうね~ Nos vemos」
2年間という時間を過ごした任地のブカラマンガ。
最後までいつもどおり働いていたから、同僚たちともなんとなくのお別れ挨拶だった。
というのも、おたがいそれほど事の重大さを認識していないからだと思う。
それでも、最後の挨拶を交わしたときは、涙声だったけどね!
それだけ愛着を持って、任地で時間を過ごすことができたということだ。
誇りに思う。
だから、最後まで「また明日!!」っていう感じのラフさで、配属先を去った。
でも、家へ泣いて帰った。
これで、配属先や同僚、友人との関係を終わらせるつもりはないので、来年の3月くらいには一度必ずコロンビアに帰ってくるつもりで決心しているのだが、やはりこれまでお世話になった人とのお別れというのは寂しいものだ。
彼らの良さというのは、きっと日本に帰国したあとにゆっくり実感していくと思う。
父の日だから、ホームステイ先の家族とは簡単な挨拶で泣きながらお別れ
ぼくが任地から首都ボゴタに引き上げてくる日は、6月24日(日)だった。
この日は、父の日。
コロンビア人は家族を大切にするから、前日、最後の夜から家族はみんなおじいちゃんの家に遊びに行っていた。
最後の夜にひとりポツンと家で日本食を食べるのはもったいないと思って、ずっと仲良くしてくれていた親友とその彼女、彼女の妹の4人で最後の晩餐をすることにした。
最後に食べたピカーダ。
肉・ソーセージ・フライドポテト・チキン・チーズというめちゃくちゃ重いコロンビア定番路上料理。
日本では食べれないからね!
たくさんの家族の一員にカウントしてくれるコロンビア人のやさしさ、すべてに感謝である。
任地を去る父の日。
この日は朝10時から日本対セネガル戦があったから、その前までに荷造りをすべて終わらせ、ゆっくりひとりでパソコンで観戦していた。いい試合でした!!特に柴崎選手
15時の飛行機だったので、13時くらいには家を出なくてはいけなかった。
でも、12時になっても、家族がおじいちゃんの家から帰ってこない。。。。。。。。
『最後お別れの挨拶できかったけど、時間だし行かなくちゃいけないかな」と思っていたら、12時30分ころに別の家で父の日を祝うために家に寄った家族と再会。
本当にものの5分くらいだったかな~
それでも、感謝の気持ちを伝えられたし、おたがい泣いてた。
そこからタクシーにすぐに乗り込んで、空港へ。
コロンビアがポーランドと試合をしていたから、
空港のお店には「私たちの代表を応援しに行ってます!!!試合が終わったらすぐに戻ってきます」という張り紙。
こういうコロンビアらしさを感じれるのも、あと少しだからなんか微笑ましかった。
ぼくはコロンビア人と関係を持ち続けることを決意しているから、いつもどおり「また会おうね~~」ですべてのお別れを済ませた。
この記事を書いているのはボゴタのホテルだが、今の感覚としては「日本へ旅行に行くような感覚」だ。
とても不思議な感覚。
それだけ、ぼくはコロンビアを気に入って、コロンビアに居心地の良さを感じているのだろう。
「また会おうね」
協力隊の2年間で築いたつながりというのは、永久である。
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