20 Jun 2018

あと３日したら任地去るのに、なんでこんなに働かなくてはいけないのか

by じゅんぺい

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コロンビア次期大統領が決まったり、ワールドカップで日本とコロンビアが試合をしたりと、この３日間はたくさんのことがありました。ブログを書くのにも困らないほどのことが起きてます、身の回りで！！

でも、追い込みの仕事がパパッと入ってきたり、配属先のラジオに２時間くらい出場したりと、最後までいつもどおり働いております。

それ以外にも、自分の部屋の整理をしたり、荷物をパッキングしたり、いらないモノを売ったりあげたり。。。。。

活動と私用がうまく重なって、ものすごくバタバタしています　笑

今日は水曜日で、日曜日の午後、日本対セネガルの試合が終わった瞬間ぐらいに地元の空港に移動し、コロンビアとポーランドの試合は空港で見ることになりそうです。

明日木曜と金曜は、農村に早朝から登って、作製した２冊の農業ガイド本を農家さんに渡してきます。

最後の最後に、２０年前にミミズコンポストを工場の規模（幅２ｍ長さ５０ｍの山を２０個）で事業化していたコロンビア人と出会いました。これもこれも、ぼくがスペイン語で書いた「ミミズコンポストガイド本」が思いの外、同僚や農家さんに好評でそれがクチコミで広まっているからです。その本が、彼を配属先に連れてきてくれました。
彼は行政機関や大学研究機関との繋がりがあり、ＮＧＯをちょうど探していたそう。だから、ちょうど配属先としても良かった。

あと３日間で任地を去るんだけど、彼がミミズコンポストの事業写真を持っているって言うから、明日彼の家に見に行く予定！！活動期間は終わりかかってるけど、コロンビア人とのかかわりに終わりはないし、自分の将来設計を行うためにもこのチャンスは逃せない。

幸いにも、ぼくの周りはぼくがこれからもコロンビアに来たり、コロンビア人とコネクションを持ち続けることを知っているから、お別れモードにない。
これは意外と僕としてはうれしい。

ずっと「この２年間で終わらせるつもりないから」と言ってきたから。

だから、最後まで彼らから学び続けてる。

本当に、任期が終わるころになってわかることもある。

たとえば、語学的にも熟成してくるころに、２年間という活動期間が終わるということ。
⇒　協力隊の２年間は短い。というか、ちょっと足りないのだけれど！！　【期間特集第３弾】

だから、活動は語学が不十分でも、積極的に周りにインパクトを与えていくこと。
そのインパクトが同僚たちにとっては”鬱陶しい”ものでも、時間が経てば、それが彼らに受け入れられていく。
自分にとって、とってもエネルギーを消費することでも、そのステージを登り切れば安定期に入るから、怖がらずに、面倒くさがらずにそのステージに挑んでいく。

ぼくはこれをあまりしてこなかった。
だから、最後の最後に、徐々に実ってきたつながりや成果の最終形態を見れないまま、帰る。

それでも後悔はないけどね。

農家さんが家庭菜園を持って、畝立てや有機物マルチをやるようになった。
農家さんがバナナの皮や家庭ごみをポイ捨てせずに、「それはミミズにあげるから回収するよ」と言ってミミズコンポストに入れるようになった。
配属先のミミズコンポストが同僚に認識されて、配属先のゴミの分別が始まった。
ミミズコンポストの有機肥料と液体肥料を使うことで、花が綺麗に咲いたり、植物がよく育つことに同僚たちが気づいたので、みんなミミズコンポストに興味を持って、その肥料を利用したがるようになった。
ぼくが３４ページと２２ページの冊子をつくって、その出来が良かったからか、同僚たちが文章で物事を残すようになってきた。

なによりも、「日本人と出会えた」「コロンビア人と出会えた」ことが大きいよね。

記事のフライングになるけど、
日本対コロンビアの試合が始まる前、点を決めたとき、終わった後、とあるコロンビア人がＳＮＳで日本人をバカにして炎上させたとき
僕に言ってくる。たくさんのことを伝えてくれる。