日本の歩行者は無敵なので、車の動きを全く気にしない。信号無視よりも、車無視!!

日本の歩行者は無敵なので、車の動きを全く気にしない。信号無視よりも、車無視!!

日本に帰国してから、
福島に来てから、
自転車・歩行者が無敵だと思ってるひとたちが多いことが、とても気になる。

歩行者、なぜか無敵説


右左右どころか、
右左どころか、
右どころか、
左どころか、
全く確認せずに脇から出てきたり、横断歩道を渡っている人がいる。

ぼくが歩いているから、
ぼくが自転車だから、 という問題ではなく、クルマがいてもお構い無しだ。
自分らは無敵だとでも思っているのだろうか?それに、老若男女問わずに無敵らしい。

信号無視もかなり目立つのに、ぼくみたいな“如何にも信号無視しそうな若者”が信号をきちんと待つと、後ろに続く人もきちんと待つからおもしろい。
だいたい3人が信号を(当たり前のように守って)待っていると、よっぽどイキシャーシャーとしている人以外は止まる。
集団心理の範疇に収まるのだろう。

コロンビアではこれが5人くらい必要だった。
福島は3人で済む。

「(自転車にでさえ)ぶつかったら絶対に勝てない」
とぼくは思うので、自分の命が惜しくて、しっかりと右左右を確認する。

死因は、信号無視でした】ほど防げる事故はない。


ちなみにぼくは、歩道に突っ込んでくる頭のおかしいクルマがある可能性を考えて、信号待ちのときは電柱の裏に位置するようにしている。
人によっては車道ギリギリで待っている人もいるが、怖くないのだろうか?

リスク管理として、危ないだろう。
電車だって黄色い線の内側で待たなくていけないのに、車道だと一歩二歩早く歩みだしたいらしく、前のめりにギリギリまで勇み足をしている。


あれ、意味あるのだろうか?
早く渡りたいなら、後ろで待ってて青信号になるタイミングで助走をつけながら走ればいいのに

後ろや左右を確認せずに、斜め横断するひと


福島の運転手はとても信頼されているらしく、歩行者はクルマの存在を全く意識せずに渡っている。
ぼくは、「ここの歩行者たちは、飛び出す者」と思ってるので、後ろ姿を観察しながら歩いている。

よく観ていると、雰囲気的に飛び出してくるのがわかる。
さながら、小学生が雨の日に傘が大きくて、後ろを見ることができずに飛び出てくるのに似ている。
どこか、飛び出しそうな初動がある。

過ぎた後にびっくりしてるけど、それ本来死んでるから

ときどき、クルマや自転車に全く気づいていない人がいる。
そういう人たちはどうやら、クルマや自転車が配慮してくれなければ死んでいたであろうタイミングが終わってから、その存在を初めて認識してるようだ。
すごい顔をして運転手に凄んでいる人を見かけるけど、そのタイミング、死んでるから


それ、自分が悪いから!
自分が周りを全く見ずに渡って気づいたその1秒前くらいには本来轢かれてるから!



でも、そういう風に気づける人はまだ救いようがあるだろう。
死の存在可能性を認識できているから。

問題は、本来轢かれているだろうことにさえ気づくことができず、スタスタと歩き続けているひとたち。
文字通り、救いようがない。

だって、無敵なんだもん。クルマや自転車に勝てると思ってるんだもん。

「轢いたらクルマのせいだから、クルマは絶対に歩行者がいたら止まる!!」という主張は、轢かれてからも通じるのだろうか??


ぼくは、そんなしょうもない理由は通らないと思う。

どうしてそこまで運転手を信頼できるのかわからない

コロンビアボジャカ県
コロンビアではクルマ優先なので、歩行者が気をつけながら渡る。
歩行者は轢かれたくないからね
ちなみに、横断歩道もあるよ!

クルマは歩行者を優先するが、ノールックで歩道へ侵入できるひとがあまりにも多くてびっくりする。
福島の運転手のひとを問答無用で「絶対に止まってくれる」と信頼できるのはすごいことだ。

ぼくは全く信頼していない。走ってるクルマをどういうひとが運転しているか、わからないもん。
免許返納直前の年配の方かもしれないし、交通事故をたくさん起こしている人かもしれない。昨日免許を取ったばかりのひとかもしれないし、普段はメガネをして運転してるのにたまたま忘れてしまった人かもしれない。無免許運転かもしれないし、日本歴の浅い外国の人かもしれない。

初対面の人は不審がって信頼できないのに、ただの巡り合わせでやってきたクルマを信頼して、ノールックで歩道を歩くのは怖くないのだろうか?

イヤホンとか、スマホが危険と言うけれど、それ以前に危険なのは「周囲を一切気にしない姿勢」


歩きスマホは危険だ。
たしかにそうだ。

日本では、すれ違いざまに引ったくられることはないけど、長時間画面に視線を集中してしまうのは日本でも十分危ない。
そういう点で、イヤホンも同様に危ないものだとされている。
音の情報が入らないからだ。クルマが後ろから来ていることに気づけない。脇から近づいていることに気づけない。


でも、イヤホンしていても、周囲の状況に十分神経を使っていれば危険ではない。
もちろん、大音量はよくない。

それよりもまったく周りの状況を確認せずに歩いている人と自転車に乗っているひとが福島にはたくさんいる。
めちゃくちゃこわい。

ぼくが住んでいる地域はどうやら集団登校はないらしく、ばらばら右左を確認せずにそのまま出てくる。
みんな轢かれちゃうんだけど。。。

一度、自転車で駅に向かうときに、男の子が飛び出してきた。
こっちは飛び出してくる場所だと思ってたから、想定内の出来事として配慮したけど、その子はぼくの存在に気づいたころ、すでに「本来なら轢かれていた」タイミングだった。すごい顔でびっくりされた。
その顔が見れてよかった。

これは、ぼくが1つの命を救ったのだろうか?
日本では人の命を救うのは簡単なことのようだ。

死なないために、日常生活に潜むリスクを認識する

ぼくは、アクシデントで死にたくない。
防げるアクシデントで死んでしまったら、家族や知人に合わせる顔がない。
みなさんも歩行者であるときは、巻き込まれないように気をつけてください。

車道を自転車が逆走してるのは、怖くて怖くて仕方ない。せめて、車道と同じ向きで走ってほしいものです。
自転車のスピードで歩行者にぶつかったら、歩行者は死にます。クルマと自転車ほど、身近に潜む危険はないなぁー



「当たり前のことを当たり前に行う」ことはたしかに難しい。

それでも、今日も今日とて、右見て、左見て、右を見、昼は空の雲を眺め、夜は月の場所を探すのだ。
もう春が近づいてきた。「四月は君の嘘」を観よう


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Chaito

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