自分の身体と心を大切にしたいとストレッチをしていたら、ヨガの心地よさの深淵を覗いてしまった話

ヨガ

カタカナ2文字なのに、とても上品なベールをまとっている。
このカタカナ2つのバランスもなんとなく好き。
「ヨ」はしゃんとしていて「整」「静」な感じなのに、「ガ」でそこに動きを加えて崩す感じ。
いいバランスです

 

男性の場合、「身体を整える」と考えると、筋トレが真っ先に頭に浮かぶ。
僕の場合も、筋トレとヨガの2つが頭に浮かんだのだが、まずは筋トレを選んだ。
そして現在に至る。

ジョギングやサイクリングが屋外の運動(ストレス発散)であるのに対して、筋トレやヨガは室内でやるイメージが強い。
(ヨガをやっているひとにとって失礼に当たるかもしれないが、)多くの男性にとって、筋トレとヨガというのは似たカテゴリにある。
筋トレとヨガが同じ土俵にいるので、「身体を整える」と考えた際に、この2択から筋トレを始めるひとが多い。もしかしたら、筋トレの一択かもしれない。

 

ストレッチをしながら、なんとなくそれを続けてみると、無に近い居心地の良いゾーンに行き着いた。
それを経験してから、しばらくの間、心が落ち着いてそのまま眠りにつきたいくらいの安心感につつまれた。

 

身体を鍛えるということは、身体を大切にするということ

最近、トライアスロンを始めた。
10kmジョギングしたり、20・30km自転車で山の方を走ったり、2kmくらいプールで泳ぐ。
3つあるから、気分によって遊ぶことを変える。
そこまで本気ではやっていないので、追い込みすぎることはない。

遊びみたいなもので、結構楽しんでやってる。
それぞれ違った楽しさがあって、気持ちよさがある。

ジョギングをしていると、自転車に乗っているときには感じることのできない道ばたの香りを感じることができる。想像以上に、次の電柱までの距離があって、歩きたくなること多々。

自転車でゆっくり景色を見ながら走るのも好きで、風が心地よかったり、虫が口に入ったりする。
自転車に取り付けて速度や走行距離が表示されるサイクルコンピューター(サイコン)を付けたので、かなり楽しい。2年前に付けていたものは一度捨てて、ガーミンのサイコンを付けた。ガーミンは良い!!

水泳が最近一番楽しい。バタ足は相変わらずだけど、あまりうまく泳げなかっただけに、その上達を感じることができる。ふとした瞬間に、急にスムーズに泳げるようになっていることがあって、それがうれしかったりする。バタ足が進まないんだけどね。

 

おなかのお肉が思うように落ちないから、それとはべつに家で筋トレに励む。
肩甲骨の可動域がまだまだ狭いから、プールに行くと身体に心地よい負荷がかかる。
どこかしらのパーツが常に筋肉痛になってくる。
背筋を伸ばしてみると、腹筋が筋肉痛であることに気づく。
どうして筋肉痛になったのかわからないけど、うれしくなる。

 

ふと、お風呂から上がった後に、身体をいたわる意味でストレッチをしたくなった。
小さい頃からずっと身体が硬いので、徐々に身体を柔らかくしていきたいと思った。
筋トレが剛であれば、ヨガ風ストレッチは柔。
ぼくのなかでようやく棲み分けができた。

 

心と身体がつながる感覚

ヨガは、いつか始めたいと思っていた。
だから、ヨガの本も持っているし、それを見て見よう見まねで頑張っていたときがあった。

「頑張る」ということが負担になることがときどきある。
最近は「そんなにがんばなくていいよ~~」という自分がすぐに出てきて、思い詰めたように、自己洗脳してまで頑張ろうとする自分を抑制してくれる。
頑張っているひとに対して「がんばれー!!」と言って相手を追い込むのは、いやだなと思った。

明石家さんまさんが、自分に対して頑張れと言って応援してくれるひとに対して、「『頑張れ頑張れ』言っているおまえががんばれ!」と言ったエピソードを聞いて、気軽に「がんばれ!」と言うのはやめた。
頑張っているひとに対して「頑張れ」と言うのは、応援にはならずに、相手をさらに追い込んでしまう可能性を秘めている。

だから、自分に対しても厳しくしすぎないようにしている。
もともと自分に対して厳しかったから、自分のなかの理想の自分像を描いて、それに近づこうとがんばっている自分がいた。それを最近は、理想の自分像は描いたまま、なんとなくそっちの方向に進むように歩むだけにした。頑張らないことを頑張り始めた。

 

お風呂から出てぽかぽかする。
そのときに身体を柔らかくするために、ストレッチをしながら、地面にペタッとしていたら、急に心の波が収まった。

そもそも、頑張らないようにしているから最近は波も低かったのだが、その波さえもピタッと静寂につつまれた。

とても心地よい感覚だった。
これまで感じたことのない感覚だった。

 

プールに行って、身体全体が心地よい疲労につつまれてベッドで眠りに落ちるよりも、心地よかった。

身体がぽかぽかしていたことも大きいと思うが、不思議と何も意識していないのに、心の波が穏やかになってきていることだけがわかる瞬間だった。

ヨガの「無」とは違うのだろう。
ぼくはヨガを習ったことがないので、それがどういう感覚かはわからない。
まえに、呼吸を意識すると「無」の状態に入りやすいことを教えてもらったことがある。

 

「ヨガ」とは到達しないまでも、心的な心地よさを感じてしまったから、今後はストレッチにも時間を割いていこうと思う。

 

ヨガの心地よさの深淵を覗いてみた瞬間と出会った。


1日1クリック、お願いします!
ランキング参加中♪ →青年海外協力隊

応援いただけると、嬉しいです

*ただのブログ村のリンクです

スポンサードリンク
 




 




 

Chaito

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)