痛みを和らげるための呪文:神の御加護を得るために
最近、本当に体調を崩す。
寝てたら、帯状疱疹のようなものが腰に出てきた。
これはただのかぶれだと思うんだけど、骨盤がじんわり痛くて、寝返りができず、骨盤が重かった。
結局、クリニックに行って、お尻に1つずつ注射を打ってもらった。
あと1ヶ月くらいなのに思うように働けず、焦りが出てきた。
そして、帰国後にコロンビアに来て、余裕を持って旅行をしようと決心しつつある。そうすることで、JICA縛りから外れて行動できるようになるし、活動からも解放されるからね。
さて、コロンビア全体の話か、ぼくの身の回りの話かわからないが、コロンビア人はよく“呪文”を唱えてくれる。
ぼくが頭が痛いとき、配属長はぼくを椅子に座らせ、目を閉じさせて、頭を撫でなでするように何かを暗唱する。
今日も腰が痛かったのだが、同僚がその部位に十字を切って、日本で言うところの「痛いの痛いの飛んだけー」の神さま寄りの呪文を唱えてくれる。1分くらいだ。
これ、きっと何か彼らの信念によるものなのだろう。ぼくは「神の御加護」を受けていたのだとおもう。
そうにやられると、ヨガのような時間を過ごすことになるので、心が落ち着き、痛みが軽減した気がするものだ。
これらはとても不思議なのだが、
ぼくらがお寺のお線香の煙を、頭や痛む部位に当てて、良くしようとするのに通ずるところがある。
あと、なぜか同僚たちは怪我や病気にとても詳しく、みんなぼくの汗疹の写真を撮って、身内の医療関係者に送り、症状を確かめてくれる。
今日は1人の同僚と仕事終わりに、彼がいつも通っているクリニックに行った。ずっと一緒にいてくれた。
時間を気にせずに、最後まで面倒を見てくれる姿勢が好きだ。
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