コロンビア大統領選における美女ビキニキャンペーン。あなたは賛成?反対? 【PG12指定】
今月27日に、コロンビア大統領選挙が行われる。
13人ほど候補者がおり、現状そのうちの支持されているのは、セルヒオ・ファハルド、ヘルマン・バルガス・ジェラス、グスタボ・ペトロ、イヴァン・ドゥケあたりだろうか。
たしか、過半数に達さなかった場合、上位2人のみで2回目の決選投票が行われる。
この写真は古いモノなので、数字は当てにしないでください。各県ごとにこういう前調査の結果が出てきます。
コロンビアの大統領選は、アメリカのように、国民が直接投票で大統領を選ぶ方式だ。
そのため、国民の支持を得ることが大切で、候補者はCMを打ったり、各地で演説をしたり、積極的に名前を売っている。
CMは本当にたくさん打っていて、めちゃくちゃたくさん出てくる。
あとは、フェスティバルに参加したり、コンサートに参加して歌を歌っている。
さて、そのような大きな選挙を3週間後に控えた最近、ある出来事が話題になっている。
それは、サンタマルタという沿岸部の街で、突如ビキニ姿の女性たちが1人の候補者ヴァルガス・ジェラスのプロパガンダをしたことだ。
サンタマルタでビキニの女性が、ビーチ沿いを歩いてるのはなんの問題もない。
むしろ、それが当然の地域だ。
でも、今回のこの件はコロンビア人的にも「おかしい」らしい。
まぁ実際、お尻や胸のところに広告を書けば、やっぱり男性も女性も誰しもが見るし、効果はあると思うけどね。
この女性たち、このときだけ出てきて、その後消息不明になっている。そのため、多くのメディアが探している。
噂では、200ミルペソ、日本円で7000円ほどで彼女たちは雇われたという。
しかし、実際は全く分かっていない。
どういう意図で、このようなことをやったのかはわからないが、この候補者のサンタマルタ事務所の担当者は「バルガスジェラス(候補者)はすべてのコロンビア女性に敬意を払っている」と発言している。また、候補者本人もこの取り組みにサインしたと言っていた気がする。
実際、コロンビア女性かベネズエラ女性なのかもわかっていない。
コロンビア人がどこまで許して、どこから許せないのかわからないが、今回の美女ビキニ事件はコロンビア全土で1つの話題になっていることは間違いない。
この写真やビデオはたくさん流れているから、宣伝効果はあっただろう。
良いか悪いか別としてね
日本でこんなキャンペーンやったら、まぁ『辞職』でしょうね。
僕の感覚だと、「コロンビアならこのくらいは許容される」と思っていた。
まぁ、実際ニュースも面白がって放送しているだけだから、許容はされているんだけどね。
あなたは、こういうキャンペーンをやっている政治家がいたら、許せますか?許せませんか?
この類の女性の活動に対して、「女性軽視」とか、「女性差別だ」という意見は個人的に的外れだと思っている。
少なくともコロンビアでは、女性は女性の武器を自分自身のために利用しているし、それは女性側から「男性をとりこにしよう」とする気概がある。だから、スーパーマーケットの試食コーナーにもぴちぴちの服を着た綺麗な女性が立っているし、基本的にどの女性もぴちぴちの服を着てる。
『自分が自分の持っている魅力を最大限利用する。』
これは当然のことである。だから、5歳の女児にもビキニを着せる。
イベントがあれば、中学生くらいの子でもへそ出し、肩出しの服を着ていく。
それが、彼女たちなりのおしゃれであり、綺麗に見せる手段であり、男性を魅了する方法なのである。
そして、小さいうちからそのような訓練をさせることも親の役割でもあるのだ。だから、女性の15歳を祝うイベント(七五三のようなもの)では、ディズニーのお姫様キャラクターのようなドレスを着る。
また、彼女たち自身もそういう格好をしたいのだ!!
だから、ベルトの上にお肉が載っていても気にしない。本人たちがそういう恰好をしたいのだから、周りがとやかく言う資格はない。
仕事においては給料などの違いがあるのかもしれないが、本当に女性をよくエスコートするし、女性を女性扱いする。
日本では最近、女性を女性扱いすると男尊女卑だと言う印象がある。「好きでもない人に女性扱いされると、気持ち悪がられる」と言ったほうが正しいかもしれない。
男性にできて女性にできないことがあれば、女性にできて男性にできないこともある。
このテーマについては、こんな気軽に短い言葉で語ろうとするものではなかった。ごめんなさい。また別の記事で扱うことにします。
ちなみに、日本にもこういう広告ビジネスがあるのでね。
あなたは賛成ですか?反対ですか?
Chao
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