農業・環境 | みみずの国際協力 en コロンビア&持続的な農業 - Part 2( 2 )

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【伊勢神宮】神様は流行廃りに敏感?:奉納する「最上」の食べ物に化学合成物を使っていい?
ぼくは、神に感謝はすれど、神を崇拝の対象としてそこまで信じてはいない。 神様に寄りかかることはないが、神様へ感謝をする。 1日が終わるとき、ツンと冷たい冬空を見上げて、「今日も無事何事もなく、いい1日だったなぁー」と思うことはほぼ毎日ある。 そのとき、その日々の幸運を、“なにか”に感謝している。 それが、僕の場合、言葉...
野菜の価値:途上国のひとに、野菜を栽培・常食してもらうには「美味しさ」を知ってもらうことが大切
ダイヤモンドはただの石ころである。 本質的に、石ころとしての機能以外持っていない。 しかし、人間社会ではダイヤモンドは高級品として扱われている。 それは、人間がダイヤモンドの綺麗さに価値を与えたからである。 もし、ダイヤモンドが河原に転がる素朴な石のように高額で取引されないのであれば、多くの人にとって価値はない。 1万...
野菜は贅沢品である:たかが50円高いだけで嘆くくらいなら、100円の買い物を1度やめなさい!
日本では、野菜は高い。 消費者は「野菜が高い!高い!!」ととてもよく嘆く。 『1本の大根が200円することが適正ではない』と言わんばかりの主張だ。 白菜やキャベツが天候不良でうまく生産できなければ高くなるのは当然なのだが、いかんせん「関係のない人」はいくらでも口を出せてしまうのだ。 そもそも食べ物は、わたしたち動物にと...
菌は金(きん)?見えないからこそ、何とでも繋がってしまう哀しき悪徳な農敵世界
いまでもEM菌に虜になっているひとがいて、驚く。 EM菌が各宗教団体と繋がっていたりして、さらに驚く。 EM菌で放射能が消滅するというトンデモ理論を持ってして、福島の人たちに商売をしに来ていたひとがいたことを知り、驚く。 菌は、やはり金(きん)になるのだろう。 そうでなければ、こんなわけのわからないものがこんなに長い間...
有機農業を広めたいと思ったとき、生産者になることは選択肢にあるか?有機農業で新規就農するという選択肢
  いくらオーガニックを望んでも、オーガニックが突然地面から出てくるわけではない。 有機体は生まれてくる。 しかし、有機栽培の生産物を「オーガニック」と形容するからには、栽培しなくてはいけない。 人の手にかからなくてはいけないわけだ。 したがって、そこには必ず生産者がいる。 多くのオーガニック原料を海外に依存...
オーガニックが当たり前だった100年前。化学肥料がその世界を壊したのか?
有機農業や有機農産物、肥料の過剰投入について触れると、「このひとは頭が固い奴だな」と思われる可能性がある。 ぼくは、有機農業が好きである。 好きであるがゆえに、良い有機農業と良くない有機農業が存在するという事実に気づいて欲しくなる。 「オーガニック」という形容詞を持ってして売られているモノが、どのように生産されているの...
ミミズとぼくの付き合いが始まったのは、ロデイルさんの本がきっかけだった。
自然が好きで、海外に憧れを持った僕は、農業で国際協力をしたかった。 そういう進路に進めれば、どちらか一方ではなく、自然と海外の両方を満たすことができる。 だから、農学系の学部に進み、そのなかで国際協力を推し進める学科に入学した。 大学2年生のころ、一冊の本を読み、そこですぐにミミズに興味を持った。 ただしく言えば「すぐ...
「環境に優しい有機農業」は、ただフレーズが美しいだけで、真実をベールに包んだ魔法の殺し文句である
→「有機農業だから良い」というのは、”絶対”にありえません!!有機農業は環境に優しいのか?将来の農業のことを真面目に考える   有機農業は、農家さんごとに違う。 日本の有機農家さんのもとを訪問すると、足を運んだ分だけの有機農業と出逢う。 また、有機農業に関する学会や会議に参加すると、話の前提となる施肥管理や雑...
「有機農業だから良い」というのは、”絶対”にありえません!!有機農業は環境に優しいのか?将来の農業のことを真面目に考える
今に限らず、昔から人間は農業なしに生活を行うことはできない。 現代で言えば、「有機農業」というカテゴリーは盲目的に「良い農業である」と考えられている。 しかしそれは、明らかに盲目的である。   『群馬県出身のひとは”疑いようもなく”、みな素晴らしい人間である。』   こうに群馬県への地元愛にあふれる...
カメムシというカワイイやつ
  カメムシ、意外とインスタ映えするよ!!     カメムシはかわいい カメムシは簡単に見つけることができる。 その辺にいる。 だから、カメムシが臭いこと知ってる人も多い。カメムシが嫌われるのは、触ると臭いからだろうか。 「臭さ」というのは、ネガティブなイメージしか与えないものだ。 ヘコキ...
自分で作っているおにぎりが、アブラムシみたいになっている話
最近、自分の専門の「土壌」の世界から飛び出すことが多い。 むしろ、「土壌」以外の世界を知る機会が増えた。 そのなかに、「昆虫」がいる。 昆虫を顕微鏡で観察して、目ごとに分類する作業をする。 ハエやハチの神秘的な姿に驚き、甲虫や半翅目の翅の造りの奇妙さに惹かれる。 節約のために、男のお昼ご飯と言わんばかりの「裸の白飯おに...