【魅力的な戦略】黄色いドレスを着たイタリアン女性に魅せられて、ワインを買ってしまう
この2,3ヶ月、一流の人と時間をともにできる機会がある。
機会を与えてもらえる。
鈍感な僕でも感じれるほど、雰囲気が違う。
その雰囲気というのは、刺々しくなく、とてもほっこりとしたもので、心はとてもどきどきしているのだが、どこか落ち着いた時間が流れる。
「プロフェッショナル」というのは、やはり、ひと味もふた味もちがう。
センスというのは、磨けば光るのだろうか?
一流の人たちから学ぶことは当然多いのだが、尊敬できるのは、彼らもぼくから何かきっかけを拾おうとするその姿勢だ。
やる気があって、学ぶ気があるひとと接するのは、とても貴重だ。
デザインには、値がない
デザインは個人の感性に左右されると、思われる節がある。
でも、良いデザインというのは、気づくと(感じると)ハッとさせられる。
主張は強くないのに、オリジナリティとユーモアによって圧倒的に魅せられる。
だから、デザインには値が付かない。
価値がないと思っているひとが多いと思う。
価値がないのではない。
デザインとは美術であり、ぼくらは自身の美的センスに自信がないから、デザインには価値を見出すことができないと思っている。
みながみな、そうではない。
しかしながら、美的センスには個性があるのは事実だ。
それでも、プロというのはその個性の美的センスを超越することができるからこそ、プロなのである。
僕は、味ではなく、雰囲気でワインに酔う
最近のワインはめちゃくちゃ安い。
750mlで、500円くらいで売ってたりする。
びっくりだ。
この前は、福島の知り合いの農家さんがつくっているワインを買った。
2500円くらいしたけど、そのくらいが適正な金額な気がする。
ぼくが想像する”ワイン”というのは、そのくらい贅沢品で、そのくらい良い品だ。
僕にとってはまだ、ワインは味で酔うものではなく、雰囲気に酔ってしまう。
おさない
黄色いドレスがあるだけで、ワインが1本売れた事実
ラテン系の女性というのは素敵だ。
イタリア出身の黄色いドレスの女性(枝切れ)は、素朴でいい。
素朴だからこそ、そのアイディアが光る。
アイディアにかかる費用は安いだろう。
しかし、このアイディアには明らかに価値がある。
それに遊び心があり、消費者を魅了するおもしろさがある。
黄色いドレス以外にも、赤ワインでは赤いドレスを着ていた。
見方によっては、女性が十字架にかけられているようにも見えるが、それはぼくの心がくすんでいるからだろう。
アイディアには、想像以上の価値がある
アイディアは腐らない。
技術や流行には、流行り廃りがあっても、変わらずに価値があるモノがある。
アイディアや美術、デザインはそのひとつだろう。
われわれは未だに、過去の建造物に足を運び、昔のひとの作品からアイディアをもらい、昔のひとたちが創ったデザインに身を置くことで落ち着く。
「アイディア」は、無限の幅広さと無限の奥深さがあるので、アイディアという言葉の先には無限の世界が広がっている。
しかし、「アイディア」と一言で済まされてしまうので、過小評価されがちだ。
アイディアには価値がある。
アイディアやデザインには値がつけられないが、計り知れないほどの価値があるのだ。
美的センスを磨いていきたい
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