すべての車とバイクが禁止され、街全体がタクシーで黄色に染まった日。環境に良い取り組み

すべての車とバイクが禁止され、街全体がタクシーで黄色に染まった日。環境に良い取り組み

いつも「プップップ」車がうるさいのに、今日はとても静かで、まるで日曜日のようだった。

 

朝6時、弟と一緒にジョギングに出かける。
家の近くの売店のお姉さんが出勤していたのを見つけたのに、挨拶することができなかったことを悔やみながら、朝を迎えた。

 

任地ブカラマンガのDía sin carro(車なしの日)

今日は、車もバイクも禁止の日だった。

80万人規模の都市すべてで、車とバイクの利用が禁止された。すごい取り組みだなと感心する。
「守らない人もいるんじゃない?」と半信半疑だったけど、職場に向かう途中、その効力の強さを目の当たりにした。
全然車がない!!

横断歩道を渡るのも楽ちん。

 

 

この日は、バス、タクシー、配達関連の車やバイクだけが走ることができる。

だから、いつもより、歩いている人も多く、また自転車に乗っている人も多かった。

 

「いつも規制して、こういう風に綺麗な街にすればいいのに。。」と思った。

コロンビアでは、タクシー代はそれほど高くない。
20キロ離れた隣町に行くために30分タクシーに乗っても、日本円にすると500円くらいで済む。

もう、タクシーだけにすればいいんじゃないかと思う。

コロンビア人の金銭感覚と同じになったぼくは、基本的にタクシーはあまり使わず、歩いて30分くらいの距離なら歩く。この距離なら、タクシーに乗っても200円くらいだけど。

 

タクシーに関しては、一度記事を書いた
黄色タクシーはコロンビアのシンボル

平日の昼間にこの車の量の少なさは、純粋にすごい。

この次の日は、普通に渋滞渋滞でした。。。。
このDia sin carro(車のない日)というのは、排気ガス削減を目的として環境に良い取り組みという位置付けです。

タクシーのひとも儲かるし、渋滞でプップップしていないし、すごく清潔な印象を受けるから、毎日やればいいのに。。。と思う日でした。
タクシーのひとはこの日は独占状態なので、心に余裕があるから、歩いている人に対して「タクシー使わない?」のプップをしなかった。いつも車やバイクで通勤している人が、この日は公共バスかタクシーしか使えないから、需要が多いのでね。

 

ちなみに、この日に許可のない車やバイクで走っていると、100%警察にしょっ引かれ、車もバイクも罰金(最低1万5000円)+没収です。だから、みんなきちんとこの日はルールを守ります。月収7万円だったら、多い方ですからね。

 


1日1クリック、お願いします!
ランキング参加中♪ →青年海外協力隊

応援いただけると、嬉しいです

*ただのブログ村のリンクです

スポンサードリンク
 




 




 

Chaito

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)