気づいた!美女と写真を撮っても、公開できないことに

気づいた!美女と写真を撮っても、公開できないことに

 

協力隊あるあるだと思うが、撮った写真をすべて使えるわけではない。
なかには、一生日に浴びないだろう写真をぼくは持っている。

協力隊はいろいろなルールのなかで生活をしているもので、諸々相応しくない写真もあったりするのだ。

 

JICAのルールに則って、情報を公開しなくてはいけない

われわれ協力隊員は、JICAを介して派遣してもらっている。そのため、JICAのルールや派遣国の事務所のルールは遵守しなくてはならないのだ。組織とはそういうものだろう。

たとえばコロンビアの場合、夜8時〜朝6時までの間の外出は控えなくてはならない。安全上の理由で、だ。

派遣国によって各国のJICA事務者が定めるルールは異なるので、フェイスブックを見ていると、他の国の隊員が夜景の写真を載せていたりするのを見かけることがある。
それは、それは、もう綺麗な写真だ。

でも、ぼくはそういう写真をたとえ持っていたとしても、公開するべきではない。
なぜなら、それはJICAコロンビアのルールに反することであり、悪例であるからだ。

そもそも、僕らはそういう写真は持っていないはずなのである。だから、当たり前のことだが、投稿はできないだ。

 

ほかにも、たとえば昼間っからビールをたくさん飲んで、泥酔しているところの写真というのは、青年海外協力隊の1隊員として相応しい写真かと自問すれば、そうではないことは明白だ。

だから、当然のごとく、自粛するのだ。

 

ぼくがコロンビア人と撮った写真をあまり利用しない理由

コロンビア人は写真が大好きで、特に女性は何かあれば事あるごとに自撮りをしている。
だからぼくも、少なからずコロンビアの人と一緒に撮った写真を持っている。でも、それはあまり公開しない。

 

なぜか。

 

職場の同僚以外の誰かと一緒にいた写真を公開すると、周りが反応して面倒くさいのだ。
あと、旅行に行った写真を公開する、お金持ち認定されてややこしくなったりするから。


普通のショッピングモール

景色の写真はたくさん持っているし、ブカラマンガの写真なら問題なく紹介できる

最近のマイブーム。英語の部分(wanna fake no more)のリズムがかわいい

 

たとえば、アジアに興味があるひとたちとコーヒーを飲みに行く。普通のことだ。

そこで、談笑を通じて、いろいろと情報のやり取りが行われる。良いことだ。

みんなで集合写真を撮る。良い思い出だ。

女の子が2人だけで撮りたいと言ってきて、顔を近づけて撮る。コロンビアでは普通のことだ。

その写真を、たくさんのハートに囲まれたフレームで加工して、フェイスブックに投稿し、ぼくをタグ付けしてくる。←これが問題だ。

 

こういうことが実際たくさんある。
とてもありがたいのだが、ぼくはフェイスブックの「タグ付けを公開許可」機能を設定しているので、ぼくがそれに許可を出さない限り、勝手にぼくのページに未許可の写真が現れることはない。

この機能、協力隊員でフェイスブックをやっているひとは、設定したほうが良い。

 

 

ぼくにとって、コロンビアの女のひとと写真を撮るときに、ほっぺを付けたり、腰に手を回したりするのは”普通のこと”なのだが、写真を見た人がそれをどうに受け取るのかはわからないのだ。
なぜなら、日本にはそういう習慣がないからだ。

コロンビアのひとは事あるごとに理由を見つけて、フィエスタをしたがるのだが、ようするに飲んで踊りたいのだ。そこでは、密着して踊るのが彼らにとって当たり前なのだ。でも、われわれにとって、異性と抱き合うように踊ることは普通ではない。だから、彼らに「日本ではダンスはしないよ」と言うと、「じゃあ、何してんの?ダンスしないでどうやって恋人をつくるの?」と、ぼくらの常識が彼らの常識ではないことを実感するのだ。

 

『郷に入りては郷に従え』と言うが、インターネットが発達した現代において、「郷に入って、郷に従った後は、それを説明しなくてはならない」時代になってきてしまった。
だから、ネットリテラシーを高めなくちゃいけない。

ぼくは、かなり個人情報を公開していますけどもね。

 

 

コロンビア美女と写真を撮っても、それを公開しない理由

 

コロンビアは綺麗な人が多い。
ぼくの目から見ても、そうである。
そして、コロンビア男性もコロンビア女性もそれを自覚している。というか、質問すると自信をもって「コロンビアの女の人は綺麗でしょ。日本人とどっちが綺麗なの?」と質問される。

だから、写真をお願いされることもあれば、写真をお願いすることもある。

 

また、一緒に働いているのもコロンビア人だし、一緒に遊ぶのもコロンビア人なので、身近に綺麗なコロンビア人はいる。

だから、意図せずとも、コロンビア女性との写真はたまっていくのだ。
ぼくは、当初これらの写真を公開しようと思っていた。みんなが、実際のコロンビア人を知りたいだろうと思ったからだ。

でも、これらの写真をぼくが公開することはないと思う。
というか、できない。

 

 

それはなぜか??

 

 

ぼくは、これからもずっと長い間、コロンビアの人たちとビジネスをしたり、数年に一度くらいの頻度で遊びに来たいと思っているからだ。
簡単に言えば、『また会う人を、【この人たちが、ぼくが出会ったコロンビアの美男美女です!!】とは紹介できない』のだ。というか、ポリシー的にそんなことするべきではない。

 

自分のことに置き換えると理解しやすいと思う。

ぼくは日本で24年間暮らしていた。そのなかには、好きなひともいたし、綺麗だなと思う人ももちろんいた。でも、その人たちを、「これが美人の友だちです!!」などとランク付けに似たようなことをできるわけがないのだ。

自分がそうにやられる側でも嫌だろう

だから、そういう風に紹介することはない。

 

 

冷静に考えれば当然のことである。

でも、ぼくは2年間という期間を甘く見積もっていた。
バックパッカーのひとが、ホームグラウンドをつくらずに、跡を濁さず、さすらっていくような感覚でいた部分があったのだ。バックパッカーや旅行でパパッと出かける人であれば、一期一会、旅の恥は掻き捨て状態で、「コロンビアの美男美女特集」のようなコラムを書けるだろう。そして、それを多くのひとが望んでいる。

いくら「美人だ。美人だ」言っても、百聞は一見に如かずだからだ。

 

 

このジレンマに、ぼくは最近気づいた。

結構遅かった。笑

 

ぼくは、友だちのことをそういう風に紹介することはできないのだ。
なぜなら、紹介されなかったひとの痛みを感じてしまうからだ。
しかも、ぼくはコロンビアの友人や家族たちとこれからもずっと関係を維持していきたいと思っているのだ。地域に根付いた活動をしているのだから、それをわざわざ根っこから引っこ抜くようなことはしたくない。

 

 

 

 

まぁ、そもそも、「美女がどう」とか、そういうこと自体幼稚な発想だったのかもしれないけど。笑
でも、事実を伝えることは大切だから仕方ない。

 

 

 

だから、協力隊に行く人や協力隊員のひと、これを見てくれているひとには、こうに言いたい。

 

 

「伝えられることももちろんたくさんあるけれど、伝えられないこともそれと同じくらいたくさんあるんだよ」

 

 

 

これが、ぼくのフォルダ内でコロンビア人との写真が眠り続けるようになる理由だ。

無論、活動の写真や子どもと遊んでいる写真は問題ない。毎回、保護者に使用許可を軽くひとこと聞くのは面倒だが、こればかりは仕方ない。

まぁ、コロンビアの場合、聞かずに使って問題ない感じなんだけどね。必ず「なんでそんな許可が必要なの?」って聞かれるから

 

 

今日起きたこと


今日農村帰りに、明日50人の農家さんにあげるミミズコンポストのコンポストティー20リットルを取りに配属先に立ち寄った。
そのとき、今日一緒に別の農村で40人に対して発表した女性微生物学者と一緒だった。彼女が滞在しているホテルが配属先の近くだったからだ。だから、配属先の場所を紹介するために、彼女と玄関まで歩いていき、そこでコーヒーでも出そうと思った。
そしたら、彼女が「じゃあここで!また明日ね、ジュンペイ」と言って、配属先の玄関先で”別れの(強めの)ハグ”をした。彼女がそうにしてきたからだ。

**ハグの挨拶をしてみるとわかるが、相手がどのくらいの意志を持ってハグをしているかをそのハグのがっちりさで理解できるようになる。
基本的に挨拶は、ほっぺ挨拶をしながら、片手を相手の腰~背中にかけて軽く触れる感じだ。ハグの挨拶というのは、『両手を相手の腰に回して、そこからほっぺ挨拶をする』ので、結構親密感が強い。わかりやすく説明すると、普通に抱き合うイメージが近い。
文字で表現をすると恥ずかしいけど、実際はすらっと終わるし、そんなに恥ずかしさは感じないけどね。実際、そういう風な挨拶を交わすと、お互い「あなたのことは信頼してるよ」みたいなニュアンスのメッセージを受け取る。嫌いなひととはそんな挨拶はしないからね。

それを見ていた受付の同僚に、「うぃ~~~~~、ジュン!! ペイ~~!!!!」とからかわれた。彼女は、その微生物学者とぼくが農村に行ったことを知らなかったからだ。関係を知らないのだ、まぁ、説明しても、聞く耳なんて持たないんだけどね。

 

そのからかいをスルーして、ミミズコンポストを置いている配属先の奥にあるパブリックスペースに行った。
だれもいないだろうと思って、最近の曲を口ずさんで入ったら、死角の机に知らない女性の大学生が2人座っていた。「アッ・・・・」となって、そこから15分くらい雑談した。

そしたら、そのうちの1人の子が僕のことを隠し撮りしようとしていたから、「ははは、一緒に撮ろうよ。僕も2人と写真撮りたいし。。。。」とフォローし、撮った写真がこちら。ぼくにモザイクを入れる必要はないんだけど、なんとなく。笑

 

出会って、15分くらいでこの距離感である。
@男性にアドバイス;コロンビア女性の場合、心許していると写真を撮るとき”相手から”手を腰に回してくる。そういう場合は、こちらも相手の腰に手を回すべきである。なぜなら、それが相手との心理的な距離感をはかる手段でもあるからだ。

この写真のときは、左の子が写真を撮りたくて、右の黄色の子が陽気なタイプ。右の子がぼくの腰に手を回してきたので、ぼくも彼女の腰に手を回した。また、左の子は恥ずかしがりやな感じだったけど、3人での写真だったから平等に腰に手を回した。
左の子もヨーロッパ系の顔立ちだった。100%ブカラマンガ出身だったけど。美人だった。
ちなみに、「今日は私の日じゃないから、写真はよかったのに~」と最後まで言っていた。

珍しくおしとやかなコロンビア女性だったので、とても健気に感じた。

 

 

と、まぁ、今日農村に行って、その農家さん(女性)と写真を撮った。というか、2人の写真を撮って、撮ってと迫ってくるから撮った。
子どもたちのと写真もあるけど、基本的にぼくに写真を頼んでくるのは女性だけで、たぶん男だけだと写真を撮ることはほとんどない。お酒を飲んでいるときくらいだろう。

でも、その写真とその良い思いだけが、ぼくのなかに残る。

 

 

ぼくだって、もてたいのだ!!!

 

帰国するころになって、コロンビア女性との距離感の取り方を理解できるようになると、本当にコロンビア人のように「仕事ではなく、人間関係のなかに生きる」ようになる。

 

 

 

 

というわけで、最近はブログにも使えるような写真を撮るようになりました。

このサイズで700円くらい。めちゃくちゃ安い、そして何より美味しい!!Toro mac`coyというブカラマンガにしかないお店だ。

 

家からスーパーに行くまでの道。かなりマンションも立っているし、車も多くて、栄えているのです

 

 

それでも、コロンビアの美人がどんなものか知りたい人は、ここ【PG15指定】「綺麗なコロンビア」で検索したグーグルのサイトから見に行けるように、リンクを張っておきます。

各自の判断でどうぞ。

 

 

Chao

 


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Chaito

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